中学と高校の英文法の差、不定詞の流れを確認してポイントを押える!

この記事に共感いただけたら感謝!応援が励みになります!

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Evernoteに保存Evernoteに保存

先日、「全く英語を勉強しなかった人、それじゃここから始めたらどうだろう?」という記事で、中学英文法についてご紹介した。

本日は、高校の英文法についてお話しする。高校で新規に学習する単元は、仮定法、分詞構文、特殊構文の3つだけ。基礎の英文法はほぼ中学で制覇している。

しかしながら、高校での学習はかなり深掘りすることになるが、中学からどのようにつながっていくかを見ていく。

まずは不定詞から!

1.中学不定詞について!

不定詞は中学2年で学習する。内容は、不定詞の名詞的用法形容詞的用法副詞的用法となる。そして、中学3年では、疑問詞+to~It・・(for 人)to~tell(ask/want)+人+to~となる。

まとめてみよう!

Unsplash / Pixabay

中2不定詞

名詞的用法

例文:
I like to play tennis.
(わたしはテニスをすることが好きだ)
To speak English is not easy.
(英語をはなすことはやさしくない)

形容詞的用法

例文:
There are many places to visit in Kyoto.
(京都には多くの訪れるべき場所がある)
I want something cold to drink.
(わたしは何か冷たいものがほしい)

副詞的用法(目的・感情の原因)

例文:
I went to the library to study math.
(わたしは数学を勉強するために図書館へ行った)
目的を表す不定詞。

He was very sad to hear the news.
(彼はその知らせを聞いてとても悲しんだ)
感情の原因を表す不定詞。

中3不定詞

疑問詞+to~

例文:
Please tell me how to get to the station?
(駅までどうやって行くか教えてください)
I don’t know what to say.
(なんて言うべきかわかりません)

It・・(for 人)to~

例文:
It is impossible for me to do that.
(私にはそれをするのは不可能だ)

tell(ask/want)+人+to~

例文:
I want you to tell me everything.
(あなたには私にすべてを話してほしい)
She asked me to do so.
(彼女は私にそうするようお願いしてきた)

2.高校不定詞について!

高校の不定詞は、to不定詞の名詞的用法(主語・目的語・補語になる)形容詞的用法(修飾される名詞が主語・目的語・同格になる)副詞的用法(目的・結果・感情の原因・判断の根拠)そして、be to V (予定・運命・義務・可能・意志)さらに、原形不定詞使役動詞となる。

まとめてみる!

elizabethaferry / Pixabay

高校不定詞

名詞的用法(主語になる)

例文:
It isn’t easy to answer the question.
(その問題を解くのはやさしくない)
To speak English is not easy.
(英語を話すのはやさしくない)
※形式主語のitを使い不定詞to answer the questionをこの位置に置くことが多い。
※To speak Englishを主語に置く言い方は、主語が長くなるあまり使われなくなっている。

名詞的用法(目的語になる)

例文:
He fount it difficult to solve the problem.
(彼はその問題を解決するのはむずかしいと思った)
※SVOCでOのところでitを使い、真の目的語の不定詞を使う。

名詞的用法(補語になる)

例文:
Our plan for this weekend is to go fishing.
(わたしたちの週末の予定は釣りに行くことです)
※不定詞to go fishingは、主語であるOur plan for this weekendを説明する補語となる。


形容詞的用法(修飾される名詞が主語になる)

例文:
I need someone to help me with my homework.
(わたしは宿題を手伝ってくれる人が必要だ)
※someoneは不定詞の主語になる。

形容詞的用法(修飾される名詞が目的語になる)

例文:
I have a lot of things to do.
(わたしにはしなければならない事がたくさんある)
※a lot of thingsは不定詞の目的語となる。

形容詞的用法(修飾される名詞が同格になる)

例文:
Whales have the ability to communicate with each other.
(クジラはお互いに意思疎通できる能力を持っている)
※the abilityは不定詞と同格になる。

追加情報:
不定詞を使って、実際に起きたことを表すことが出来る。
例文:
He was the first man to get to the top of the mountain.
(彼は山頂に最初に到達した男だ)
この場合3つの条件を満たす必要がある。
1.過去のこと
2.名詞が不定詞の主語となる
3.名詞にlast、only、firstなどの序数や最上級がつく

副詞的用法(目的・結果・感情の原因・判断の根拠)について。ここでは結果と判断の根拠についてご説明する。中学でご紹介した例文が、目的と感情の原因になるので、ご参照いただきたい。

副詞的用法(結果)

例文:
He grown up to be a doctor.
(彼は成長して医者になった)
I went to the store, only to find it closed.
(わたしは店に行ったが、閉まっていることがわかった)
※子の不定詞は、した結果どうなっかと表している。

副詞的用法(判断の根拠)

例文:
He must be a genius to answer the question.
(その問題を解けるなんて彼は天才にちがいない)
※不定詞が判断の根拠を表す。

It’ very kind of you to do that.
(それをやってくださるなんでとてもご親切に)
※人物の評価や性格を表す形容詞が、判断の根拠を表す不定詞を伴う場合にはこの形をとることが出来る。
※ It is + 形容詞+of +人+to 不定詞

be to V (予定)

例文:
The meeting is to take place in 2 days.
(ミーティングは2日後に開催される予定だ)

be to V (運命)

例文:
He was never to come back to his country.
(彼は決して国に戻ることはなかった)

be to V (義務)

例文:
You are to show your ID at the entrance.
(入り口でIDを見せなければならない)

be to V (可能)

例文:
The child was nowhere to be seen.
(その子供はどこにも見つけられなかった)
※否定の内容で不定詞が be +過去分詞の形をとる。

be to V (意志)

例文:
If you are to succeed, you must work hard.
(もし成功したいのなら、一生懸命働かねばならない)
※条件を表す文で使われることが多い。

3.原形不定詞について!

ある動詞において、その目的語の後に動詞の原形を置くというルールがある。その動詞とは、makelethaveの3種になる。そしてこれらの動詞を使役動詞と呼ぶ。
その形は ⇒ 使役動詞+目的語+動詞の原形

使役動詞の使い分け

日本語ではみな「~させる」と訳してしまうことが多い。
なので、よく質問を受けることがある。
・どの使役動詞を使えばいいのか教えてほしい!
・なぜこの動詞をつかうとこの場面でつかえないのか?
・~させる、の使い分けのルールは?

それについてご説明する。

「なんどいってもあなたの言うことをきかないあなたの子供に部屋の掃除をさせるつもりだ」という時に、あなたと以下のどの文を選択するだろうか?

1.You are going to make him clean his room.

2.You are going to let him clean his room.

3.You are going to have him clean his room.

正解は1.になる。

注意しなければならないのは、元来makeに「~させる」という強い強制的な意味があるわけではないが、”相手の事情に配慮しない行為”として使うことが出来る。

2.この動詞には、~することを許す、許可するという意味があるので、子供に許可では意味をなさない。

3.haveは、”当たり前に行なわれる行為”として使う動詞なので、なんともそぐわない。当たり前をしない行動を起こさない子供にはmakeが必要となる。

4.まとめ!