あれだけ単語も熟語も勉強したのに英文が読めない悩みを解決する”読む技術”を習得する!

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たかが英語のリーディング、されど英語のリーディング。

昨日生徒から、突然もう一度リーディングのポイントを教えてほしい、と言われた。

そこで、本日は「読む技術」と題してまとめてみる。

最初に申し上げておくが、単語を覚え、熟語も押え、さらに文法や構文などを一通り学習してきたことを前提として説明を続ける。

1.英語の構造を押えるについて!

まずは、この記事:

タイトルに英会話と書いてあるが、リーディング(読む技術)の話じゃないのか?

はい、勿論リーティングと大いに関係がある。それは、読む・書く・聴く・喋るの4要素は、それぞれが強く関係しあっている。もともと関係しているものを、それぞれがぞれぞれを刺激させあうことがとても大事なのだ。
「聴いた熟語を書くで使う」「読んだ単語を喋るで使う」などなど。必ずそれぞれに生かすことが出来るのだ。

本題に戻ると、この記事ではしっかり英語の構造を押さえてほしい。

少し抜粋する。

日本語は、名詞に「てにおは」をつけて使用する。この「てにおは」は信号のようなものと考えればいい。
この「てにおは」信号さえ付いていれば、語順を並び替えて使うことも可能。そして語順が入れ替わっても意味をつかむことが出来るのだ。

これが日本語のとても重要な特徴である。大事なポイントは「てにおは」と押さえて欲しい。

実際に私たちがよく使っているパターンをあげてみよう。

僕は、彼女に、プレゼントを、あげた。⇒これが基本形。
僕は、彼女に、あげた、プレゼントを。
僕は、プレゼントを、彼女に、あげた。
僕は、プレゼントを、あげた、彼女に。

このように、何通りにも並び替えることが出来る。「てにおは」信号をうけて瞬時に無意識に理解しているのだ。しかし英語には、「てにおは」信号は存在しない。その代わりに、語順ルールが決まっているわけだ。

「わからない単語の意味は調べた。熟語も確認した。にもかかわらず文の意味がつかめない」といことをよく耳にする。

それは、無意識うちにあひこちと並び替えしているからだ。「英語は前から順番に読んでいけばよい。そして品詞の前後に修飾がついているのだ」としっかり言い聞かせることが重要なのだ。

次は、語順が決まっている英語。文頭から順番に読んでいけばいいのに、なぜ読めないのか?

2.品詞の前後の修飾を知るについて!

それは、品詞の前後に修飾がついているからだ!

従来の文型の解説に使われるパターン:

文型5種

1.第1文型 S+V
2.第2文型 S+V+C
3.第3文型 S+V+O
4.第4文型 S+V+O+O
5.第5文型 S+V+O+C

今回説明する新しい文型パターン

新文型5種

1.第1文型 (イントロ)+S+(Sの説明)+beVーC(VかCの説明
:SCである

2.第2文型 (イントロ)+S+(Sの説明)+一般V(Vの説明
:SVする

3.第3文型 (イントロ)+S+(Sの説明)+一般VーO(VかOの説明
:SVするO

4.第4文型 (イントロ)+S+(Sの説明)+一般VーOーO
:SVするOO

5.第5文型 (イントロ)+S+(Sの説明)+一般VーOーC
:SVするOCする状況を

品詞の前後に(イントロ)と(説明)がついているのがお分かりだろう。このように通常お目にかかる文章というのには、イントロと説明がそこかしこについているので長くわかりにくいように見えるというわけだ。

こんな長い文を文頭から順番に読んでいくためには、まずはこの(イントロ)を押えれば、読むのスタートを切ることが出来る。

3.主語の前にあるイントロについて!

では、イントロについてご説明する。
文頭は、”イントロなるもの””Sになるもの”合わせて12パターンしかない!

イントロになるものは:

1.in、on、at など前置詞:前置詞+名詞がイントロになる。

2.When など接続詞:コンマまでがイントロとなる。

3.To V :コンマまでがイントロとなる。コンマがなければ S となる。

4.Ving:コンマまでがイントロとなる。コンマがなければ S となる。

5.Ved by :コンマまでがイントロとなる。

6.~ly、But:コンマまでがイントロとなる。

Sになるものは:

1.The、a:Sとなる。
2.名詞:Sとなる。
3.It:後ろに真のSがないか、ない場合は仮主語なので、that S V、to VがSとなる。
4.There:これはthere構文で必ず、There V SでSがある。
5.To V :コンマまでがイントロとなる。コンマがなければ S となる。
6.Ving:コンマまでがイントロとなる。コンマがなければ S となる。
7.What:文末に?がない場合は、長い固まりのSとなる。
8.特殊なもの。

4.6個のイントロの例文と解説!

では6個の”イントロになるもの”の例文をあげて説明してゆく。

1.in、on、at など前置詞:前置詞+名詞がイントロになる。

例文:
In recent years we have come to understand the meanings of the little child’s play.
(信州大・改題)
In recent years の前置詞+名詞 で始まっているのでイントロとなる。

和訳してみよう:
(近年)という訳になる。文頭からの全文和訳は、(近年)わたしたちは、理解するようになった、幼い子供の、遊びの意味を。

2.When など接続詞:コンマまでがイントロとなる。

例文:
If no conversation takes place the atmosphere can become rather awkward.
(日本大)
If no conversation takes place の 接続詞の if で始まっているのでイントロとなる。但し、コンマが省略されることがあるので注意が必要だ。

和訳してみよう:
(もし会話が全く行われなければ)という訳になる。文頭からの全文和訳は、(もし会話が全く行われなければ)雰囲気はは、かなりぎこちなくなってしまうはずだ。

3.To V :コンマまでがイントロとなる。コンマがなければ S となる。

例文:
To write effectively, you have to be able to imagine yourself in the reader’s shoes.
(駒沢大)
To write effectively, To V の To write で始まり、コンマがあるのでイントロとなる。

訳のポイントは:
「~するために」

和訳してみよう:
(効果的に書くために)という訳になる。これは不定詞の副詞的用法の目的の部分を文頭に持った来たものである。文頭からの全文和訳は、(効果的に書くために)君は、自分自身が読者の立場に立って考えることができなければならない。

4.Ving:コンマまでがイントロとなる。コンマがなければ S となる。

例文:
Working as an interpreter, I am always amused to see how Japanese sometimes use English words in a creative context.
(神戸学院大)
Working as an interpreter, Ving の Working で始まり、コンマがあるのでイントロとなる。

訳のポイントは:
「~するので」
「~するとき」
「~するにもかかわらず」
「~するならば」

和訳してみよう:
(通訳として働いているとき)という訳になる。これは分詞構文だ。文頭からの全文和訳は、(通訳として働いているとき)、わたしはいつもたのしんでいる、日本人が時にクリエイティブな方法で英単語を使うのを。

5.Ved by :コンマまでがイントロとなる。

例文:
Composed of dust and ice, comets are considered clues to the formation of the solar System.
(大阪市立大)
Composed of dust and ice, Ved の Composed で始まるり、コンマがあるのでイントロとなる。

訳のポイントは:
「~するので」
「~するとき」
「~するにもかかわらず」
「~するならば」

和訳してみよう:
(チリと氷で作られているので)という訳になる。これも分詞構文だ。文頭からの全文和訳は、(チリと氷で作られているので)彗星は、太陽系形成の謎を解くカギになると考えられている。

6.~ly:コンマまでがイントロとなる。

~ly は、ご説明するまでもない、一語で存在するイントロ。


上記の解説は、以下の書籍の著者かんべやすひろ氏が提唱している、「新文型5種」というコンセプトを咀嚼し、まとめさせていただいた。

まとめ!

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