このブログの記事は以下の枠組みでいろいろな英語フレーズをご紹介しています。
◆意味:解説を丁寧に加えていきます
◆例文:会話・文章での使い方をご紹介します
◆ニュアンス:フォーマル/カジュアル・口語/書き言葉などの違いも紹介します
◆起源:フレーズの語源や歴史的背景が分かる場合には追加いたします
◆使用地域:アメリカ英語/イギリス英語/その他の国や地域の使用頻度などもご説明します
◆関連表現:同じ意味の別の言い方や類義語も参考にしてください
記事の信憑性
本日のフレーズ
本日は「go in with」についてご説明します。
意味
“go in with”は:
「誰かと一緒に参加する」「共同で行う」「お金を出し合う」という意味です。
特にビジネスや買い物などで「共同出資する」「一緒に購入する」「協力して取り組む」というニュアンスで使われます。
例文
“I’m going in with my friend on buying a used car.”
(私は友人と一緒に中古車を買います。)
“Do you want to go in with us on a gift for our teacher?”
(先生へのプレゼントを一緒に買いませんか?)
“Several companies went in with the government on the project.”
(いくつかの企業が政府と共同でそのプロジェクトに参加しました。)
ニュアンス
日常会話でよく使われるカジュアルな表現です。
ビジネス文脈でも登場しますが、書き言葉としては “partner with” や “collaborate with” の方がよりフォーマルです。
「一緒にやろう」という軽い誘いから「共同出資」というシリアスな場面まで幅広く使えます。
起源
go in は「中に入る」という基本の意味から派生し、
go in with = 「誰かと一緒に入る」→「一緒に参加する、協力する」となりました。
20世紀以降、特に金銭的な「共同出資・共同購入」の意味が一般化しました。
使用地域
アメリカ英語・イギリス英語ともに使われます。
特にイギリス英語では「プレゼント代を出し合う」などの日常的なシーンで頻繁に登場します。
アメリカでは「投資や事業に一緒に参加する」という文脈で比較的多く使われます。
関連表現
chip in(お金や労力を出し合う/カジュアル)
split the cost(費用を分ける)
partner with(ビジネスで提携する/フォーマル)
join forces with(力を合わせる/フォーマル寄り)
collaborate with(協力する/フォーマル)
“go in with” と “chip in”
“go in with” と “chip in”の違い
go in with
意味:誰かと一緒に「大きめのことに参加する」「共同出資する」
ニュアンス:より計画性があり、ある程度の規模を感じさせる表現です。ビジネスや買い物の共同購入などに使われやすいです。
例文:
“I’m going in with my friend on buying a used car.”
(友人と一緒に中古車を買うのです。)
“Several investors went in with the startup founder.”
(数人の投資家がスタートアップの創業者と共同で参加したのです。)
chip in
意味:少しずつお金や労力を出し合うこと(割り勘・寄付・協力)
ニュアンス:よりカジュアルで、日常的な小さな出費や協力に使われます。「気軽にみんなで少しずつ出す」という雰囲気です。
例文:
“Let’s all chip in for a cake.”
(みんなで少しずつお金を出してケーキを買いましょう。)
“Everyone chipped in to help with the fundraiser.”
(みんなが少しずつ寄付して募金を手伝ったのです。)
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簡単に概要をご説明します。
脳には言語学習に必要な2重螺旋が存在する:
①宣言的知識:言葉で内容を説明できるもの(形式知・現在知)
三単現のsが、明らかに言葉で説明できる宣言的知識。つまり、覚えて口で説明する出来ると言うことですね
②手続き的知識:言葉では説明できないが確かに脳内にあるもの(暗黙知・潜在知)
連続的なアウトプットが相当なスピードで要求される状況では宣言的知識では間に合わないことがこの知識で可能となります。パッと口をついて出る、すっと頭に入ってきて理解できるとう言うことです!
もう少し知りたい方は以下の記事をご参照ください:
関連記事英語スピーキングについて知っておくと無駄な努力をしなくて済むと言う件
まとめ
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本日は以上です。