「walking in high cotton」はこんな意味です!

 
このブログの記事は以下の枠組みでいろいろな英語フレーズをご紹介しています。
 

◆意味:解説を丁寧に加えていきます
◆例文:会話・文章での使い方をご紹介します
◆ニュアンス:フォーマル/カジュアル・口語/書き言葉などの違いも紹介します
◆起源:フレーズの語源や歴史的背景が分かる場合には追加いたします
◆使用地域:アメリカ英語/イギリス英語/その他の国や地域の使用頻度などもご説明します
◆関連表現:同じ意味の別の言い方や類義語も参考にしてください

 
記事の信憑性

在米5年の米国大学卒業、2年弱NYでプロジェクトに関わる。さらに企業の代表取締役の通訳・翻訳者10年専任。

 

本日のフレーズ

 
本日は「walking in high cotton」についてご説明します。
 

意味

 
“walking in high cotton”は:

「景気がいい」「成功している」「裕福になっている」という意味です。
つまり、「物事がうまくいっている」「今は運が良い」「恵まれた状態にある」というポジティブな表現です。
 

例文

 
“Ever since he got that promotion, he’s been walking in high cotton.”
(昇進してから、彼はすっかり上機嫌で順風満帆です。)

“We were walking in high cotton after the deal went through.”
(その取引が成立してから、私たちは好調でした。)

“Back when business was booming, we were in high cotton.”
(ビジネスが絶好調だったころ、私たちはまさに景気の良い時期でした。)
 

ニュアンス

 
カジュアルで口語的、特にアメリカ南部の方言的な響きがあります。

現代では少し古風・ユーモラスな言い回しとして使われることが多いです。

親しみを込めて「調子がいい」「人生がうまくいっている」と言うときに使われます。
 

起源

 
アメリカ南部では19世紀から20世紀初頭にかけて、綿花栽培が主要な産業でした。

綿が高く(=立派に)育つ年は収入が増えるため、“high cotton” は「豊作・繁栄・裕福」を意味するようになりました。

そこから「うまくいっている」「好調である」という比喩として定着しました。
 

使用地域

 
アメリカ南部(特にジョージア州・アラバマ州・ミシシッピ州など)でよく使われる表現です。

イギリスや他の英語圏ではあまり使われません。

現在では南部文化やカントリーソングなどで耳にすることが多いです。
 

関連表現

 
doing well(うまくやっている)

on top of the world(最高の気分だ)

riding high(絶好調だ)

living large(贅沢な生活をしている/スラング)

sitting pretty(有利な立場にいる/余裕がある)
 

何気ない会話でも
ちょっとしたフレーズを使うと会話力アップです
そんなフレーズや言い回しを押さえて
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現京都大学国際交流推進機構准教授、在米20年、MIT含む4校で「化学・数学・物理学・第二言語習得」を教える、という方の書籍です。




簡単に概要をご説明します。
脳には言語学習に必要な2重螺旋が存在する:

①宣言的知識:言葉で内容を説明できるもの(形式知・現在知)
三単現のsが、明らかに言葉で説明できる宣言的知識。

つまり、覚えて口で説明する出来ると言うことですね

②手続き的知識:言葉では説明できないが確かに脳内にあるもの(暗黙知・潜在知)
連続的なアウトプットが相当なスピードで要求される状況では宣言的知識では間に合わないことがこの知識で可能となります。

パッと口をついて出る、すっと頭に入ってきて理解できるとう言うことです!

もう少し知りたい方は以下の記事をご参照ください:

関連記事英語スピーキングについて知っておくと無駄な努力をしなくて済むと言う件

 

まとめ

 
アーチェリーの的に刺さっている矢のイラスト画像
 
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本日は以上です。