このブログの記事は以下の枠組みでいろいろな英語フレーズをご紹介しています。
◆意味:解説を丁寧に加えていきます
◆例文:会話・文章での使い方をご紹介します
◆ニュアンス:フォーマル/カジュアル・口語/書き言葉などの違いも紹介します
◆起源:フレーズの語源や歴史的背景が分かる場合には追加いたします
◆使用地域:アメリカ英語/イギリス英語/その他の国や地域の使用頻度などもご説明します
◆関連表現:同じ意味の別の言い方や類義語も参考にしてください
記事の信憑性
本日のフレーズ
本日は「big on」についてご説明します。
意味
“big on”は:
「〜が大好き」「〜に熱中している」「〜に強い関心がある」という意味です。
人が特定の活動や物事に強い興味や好みを持っていることを表します。日本語では「〜に夢中」「〜好き」「〜派」に近いです。
例文
“She’s really big on yoga these days.”
(彼女は最近ヨガにとても熱中しています。)
“I’m not big on horror movies.”
(私はホラー映画はあまり好きではありません。)
“He’s big on healthy eating and fitness.”
(彼は健康的な食事やフィットネスに熱心です。)
ニュアンス
カジュアルな口語表現です。日常会話でよく使われます。
「すごく好き」というニュアンスから、「そんなに得意じゃない・興味ない」という否定形(not big on …)も頻出します。
フォーマルな場面では be enthusiastic about や be fond of の方が適しています。
起源
big には「大きい」以外に「重要な」「熱心な」という意味もあります。
そこから「big on 〜」=「〜において大きな関心を持つ」「〜を重要視する」という使い方が生まれ、20世紀以降カジュアル英語で広まりました。
使用地域
主に アメリカ英語でよく使われます。
イギリス英語でも理解されますが、ややアメリカ寄りの口語的響きがあります。
関連表現
be into 〜(〜にハマっている/カジュアル)
be keen on 〜(〜に熱中している/イギリス英語寄り)
be fond of 〜(〜が好き/ややフォーマル)
be enthusiastic about 〜(〜に熱心である/フォーマル)
be crazy about 〜(〜が大好き/カジュアルで強調)
“big on” と “be into”
“big on”
意味
「〜好き」「〜に熱心」という意味で、ある分野や習慣に強い関心やこだわりを持っていることを表します。
ニュアンス
好み・価値観を表すことが多いです。
趣味や生活習慣などの「スタイル」や「考え方」に対してよく使われます。
否定形(not big on 〜)が頻出。
例:”I’m not big on spicy food.”(辛い食べ物はあまり好きではありません。)
例文
“She’s really big on organic food.”
(彼女はオーガニック食品にすごくこだわっています。)
“be into”
意味
「〜にハマっている」「〜に夢中になっている」という意味で、特定の活動や趣味にのめり込んでいる状態を表します。
ニュアンス
より「今熱中していること」「趣味的に好きなこと」を表します。
「一時的にマイブームになっている」ことも多いです。
カジュアルな会話でとてもよく使われます。
例文
“He’s really into video games lately.”
(彼は最近ビデオゲームに夢中です。)
何気ない会話でも
ちょっとしたフレーズを使うと会話力アップです
そんなフレーズや言い回しを押さえて
あなたの英語に磨きをかけましょう!
おすすめの一冊
英語学習論 スピーキングと総合力
脳科学の専門家であり英会話のエキスパートの英語学習論
現京都大学国際交流推進機構准教授、在米20年、MIT含む4校で「化学・数学・物理学・第二言語習得」を教える、という方の書籍です。
簡単に概要をご説明します。
脳には言語学習に必要な2重螺旋が存在する:
①宣言的知識:言葉で内容を説明できるもの(形式知・現在知)
三単現のsが、明らかに言葉で説明できる宣言的知識。つまり、覚えて口で説明する出来ると言うことですね
②手続き的知識:言葉では説明できないが確かに脳内にあるもの(暗黙知・潜在知)
連続的なアウトプットが相当なスピードで要求される状況では宣言的知識では間に合わないことがこの知識で可能となります。パッと口をついて出る、すっと頭に入ってきて理解できるとう言うことです!
もう少し知りたい方は以下の記事をご参照ください:
関連記事英語スピーキングについて知っておくと無駄な努力をしなくて済むと言う件
まとめ
英語・英会話を徹底的に鍛えたいならこの2社をお薦めします。
本日は以上です。