記事の信頼性
記事の信憑性
私は覚えることが嫌いなので、何とか覚える「労力を減らしたい」といつも思っていました。そこで実行したのが、体系的にまとめるということでした。
なぜ「体系的」なのか?
頭にスッキリ収まるからです。見出しがついているので忘れにくい。箇条書きを2、3度書き出せば強く脳に残ります。
ばらばらとつまみ食いのようでは、記憶に残りません。費やした時間の無駄になります。でもデメリットもあります。まとめるのに時間がかかること。
但し何度も見直し覚え直しが必要な単なる暗記と違い、見直す時間が圧倒的に少なくて済みます。
まとめる力!
そのためには、体系的に考える習慣を身に着けて、まとめていくという心構えが必要です。
これからは物事を体系的にまとめて習得していく力が試されます。
本日の記事内容
この記事を読んでいただくと:
目次
英語 of には使い方ルールがある、しっかり「of」を使いこなす!
まず、ここから。
質問です!
次の日本語を英訳してみてください。
・京都のおば
・玄関の鍵
・満開の桜
・日本語の手紙
質問の答え!
・京都のおば my aunt in Kyoto
・玄関の鍵 a key to the front door
・満開の桜 cherry flowers in full bloom
・日本語の手紙 a letter in Japanese
とこんな具合に「~の」は「of」なしで表現することが出来きます。
さあ、しっかり「of」を押えていきましょう。
”of”のいろいろな意味!
大きく8つの使い方:
- 所属・所有(’sとの使い分け)
- 分離
- 部分
- 原因・理由(ofとfromの使い分け)
- 材料(ofとfromの使い分け)
- 関連
- 特徴・性質
- 同格
所属・所有
全体の中の1部またはある集団への所属として使われます。
例文:the member of the team
(チームのメンバー)
例文:the top of the building
(建物のトップ)
例文:He is a friend of mine.
(彼は私の友達の1人です)
※a friend of mineは、友人の1人を表すのに使用します。my friend は親友であることを意味します。さらに唯一という意味も含みます。「友達1人なの」というニュアンスもあるので注意が必要です。
分離
この使い方は、(A)から(B)を引き離す感じで使われます。
例文:The man just robbed me(A)of my my purse(B).
(その男は私から私のバッグを奪った)
例文:No one has the right to deprive him(A)of his freedom(B).
(だれも彼から自由を奪い取る権利はない)
部分
これは、1.の所属・所有から派生したもの。
例文:one of the advantages
(利点の1つ)
例文:Ten percent of the price is our profit.
(値段の10%が我々の利益だ)
原因・理由(ofとfromの使い分け)
直接の原因には「of」、間接的な原因には「from」を使用します。
例文:He died of cancer.
(彼はガンで亡くなった)
例文:A lot of refugees die from poverty.
(多くの難民が飢えで死亡する)
材料(ofとfromの使い分け)
材料や原料がそのままの場合は「of」を使用します。
例文:The table is made of wood.
(このテーブルは木製です)
手が加わり加工され変化すると「from」を使用します。
例文:Sake is made from rice.
(酒は米からできています)
関連
~に関して、~のことを、という意味で使用します。
例文: I am thinking of you.
(私はあなたのことを考えている)
例文:He was afraid of making mistakes.
(彼は間違いを犯すことを恐れていた)
特徴・性質
of + 抽象名詞で名詞を後ろから修飾して使用します。またof + 抽象名詞は、形容詞を使って書き替えができます。
例文:This is a book of importance. ⇒ This is an important book.
(これは重要性を持つ本だ)⇒(これは重要な本だ)
例文:He is a man of ability. ⇒ He is an able man.
(彼は能力を持つ人だ)⇒( 彼は有能な人だ)
同格
名詞同士を同格の関係で結んで使用します。
例文:the city of San Francisco
(サンフランシスコ市)
例文:the three of us
(わたしたち3人)
抽象名詞の補足説明の際に同格の「of」を使用することが可能。
例文:I have never had the thought of finding a new boy friend.
(わたしは新しいボーイフレンドを見つけるなんてこと全く考えたこともないわ)
※同格の「of」は、行為・経験・習慣など表す名詞の説明に使用されます。
※同格の「that」節は、伝達・考え・認識など表す名詞の説明に使用されます。
「B of A」「A of B」!?
ここに間違いやすい例をご説明します。
8年間の経験を英訳すると:
正しい ⇒ eight years of experience
間違い ⇒ experience of eight years
8年間の経験とは、AについてのBつまりAに関連するBということになります。言い換えると、経験に関する8年という意味です。よって経験という固まりから8年を引っ張り出す、ととらえるといいでしょう。
名詞の所有格!
この「’s」の形は、名詞の所有格と呼ぶ。そして、おもに人間と生物に使用されます。
単数名詞の所有格
It’s a Yuki’s computer.(それはユキのコンピュータ)
That is my brother’s house.(あれは私の兄の家です)
複数名詞の所有格
アポストロフィーだけを付けます。
a girls’ high school(女子高校)
a ladies’ wear(婦人服)
※不定冠詞の「a」 は「girls’ high school」、「ladies’ wear」の固まりに付いています。つまりいくつかある学校や婦人服の1つを表します。
共同所有の所有格
A and B’s もしくはA’s and B’sとすします。
Tom and Mike’s bicycle「トムとマイクの(共同の)自転車」
Tom’s and Mike’s bicycles「トムの自転車とマイクの自転車」
人間と生物以外
地名や時間・数量を表す時に使用します。
London’s weather(ロンドンの天候)
today’s newspaper(今日の新聞)
ten minutes’ walk(10分の歩行)※
two hours’ delay(2時間の遅れ)※
※ten minutes’ walk(10分の歩行)は、a ten-minute walk(10分の歩行)ともなり、ten-minuteを形容詞として使用可能。
「B of A」 「A B」 「A’s B」のどれ使う?
1.the performance of the computer 「B of A」
2.the computer performance「A B」
3.the computer’s performance「A’s B」
1.と申し上げる。敢えていえば、少々長いことと、theが2つもあること。
2.名詞を形容詞化(computer=コンピュータの)する表現となります。羅列可能な名詞の数は、最大でも4つとするのが一般的。
3.は「所有」を表します。しかし本来人間や生物で使用されるもので、好ましくありません。
まとめ!
本日は体系的にまとめるというテーマでお話ししてきました。
こんな風にわたしはまとめています
- 1番良い書籍を探す
- 目当ての文法を見つける
- タイトル・見出しをチェックする
- 追加情報を足す
- まとめる
- 追加①2、3度書く
- 追加②目を閉じても絵が浮かぶようにする
いかがでしたでしょうか?
あなた流のまとめ方を見つけて暗記という労働から解放されましょう!
以上です。
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