この記事の要約(Key Takeaways)
- 「やけ酒を飲む・酒で憂さを晴らす」を表すイディオムです。
- つらいことを忘れようとお酒を飲む様子を表します。
- 言い換えはdrink away one’s troubles/cry into one’s beerなどがあります。
落ち込んだ日に「やけ酒でも飲もうかな」と言いたいとき、ネイティブは「drown my sorrows」と表します。ドラマや映画にも出てくるこのイディオム、意味・場面・会話例・似た表現との違いまで解説します。
「drown one’s sorrows」の基本的な意味
drown one’s sorrows は「やけ酒を飲む・酒で憂さを晴らす」という意味のイディオムです。drown は「溺れさせる」、sorrows は「悲しみ」。つまり「悲しみを酒に溺れさせる」というイメージで、つらいことを忘れようとお酒を飲む様子を表します。
どんな場面で使うのか
失恋や失敗、嫌なことがあった日に、お酒で気を紛らわせる場面で使います。実際に飲むときだけでなく、冗談めかして「やけ酒しよう」と言うときにも。少し自虐的でユーモラスな響きを持つ表現です。
会話例5選

① 失恋
A: He’s at the bar again.
B: Drowning his sorrows, I guess.
(A: 彼またバーにいるよ B: やけ酒って感じだね)
② 失敗
A: The deal fell through.
B: Let’s drown our sorrows tonight.
(A: 契約が流れた B: 今夜はやけ酒だな)
③ 心配
A: Don’t just drown your sorrows.
B: I know, I’ll be fine.
(A: やけ酒ばかりしないで B: わかってる、大丈夫だよ)
④ 冗談
A: Rough week?
B: Yeah, time to drown my sorrows.
(A: きつい一週間だった? B: うん、やけ酒の出番だ)
⑤ 誘い
A: Want to talk about it?
B: Or we could just drown our sorrows.
(A: 話す? B: それか、いっそやけ酒でも)
通訳者が教えるニュアンスの深掘り
「お酒で紛らわす」系の表現と並べると、drown one’s sorrows の位置づけがはっきりします。
| 表現 | ニュアンス | 使いどころ |
|---|---|---|
| Drown one’s sorrows | やけ酒を飲む | 悲しみを紛らわす |
| Drink away one’s troubles | 飲んで悩みを忘れる | やや説明的に |
| Cry into one’s beer | 酒を前に嘆く | 自嘲を込めて |
| Have a stiff drink | 強い酒をあおる | 気付けの一杯に |
次に読みたいフレーズ
落ち込む相手に「踏ん張って・もう少しだよ」と励ます表現も、あわせて押さえておくと便利です。
使い方のポイント・注意点
- 「やけ酒を飲む・酒で憂さを晴らす」を表します。
- drown(溺れさせる)+sorrows(悲しみ)が語源です。
- 少し自虐的でユーモラスな響きがあります。
- 冗談めかして「やけ酒しよう」と言うときにも使えます。
まとめ:「drown one’s sorrows」の意味
「drown one’s sorrows」は、「やけ酒を飲む・酒で憂さを晴らす」を表すイディオムです。悲しみを酒に溺れさせる、という少し自虐的でユーモラスな言い回し。つらい日の会話に、さらりと添えてみましょう。
次のステップ:表現を「使える」英語にするには
この表現も、「意味を知る」と「会話でとっさに使える」とのあいだには、実は大きな差があります。
なぜ「知っているのに口から出てこない」のか——10年間プロ通訳をしてきた経験から、その理由を5つの特徴にまとめました。

