「don’t take something lying down」の意味とは?「黙って受け入れない」のネイティブ表現

「don’t take something lying down」の基本的な意味

不当な扱いをされたとき、黙って受け入れる必要はない——そんな場面でネイティブが使うのが “don’t take it lying down” です。

“don’t take something lying down” は「黙って受け入れない・泣き寝入りしない・抵抗する」という意味のイディオムです。「横になったまま(lying down)=無抵抗で受け入れる」というイメージから、「そのまま受け入れるな・立ち向かえ」という意味が生まれました。不当な扱い・批判・決定などに対して「行動を起こせ」と励ます場面でよく使われます。

どんな場面で使うのか

不当解雇・差別・批判・不公平な扱いなど「そのまま泣き寝入りするべきではない」状況で、行動を促すときに使います。

会話例5選

① 不当解雇について

A: I can’t believe they fired me without any warning.
B: Don’t take that lying down. You should consult a lawyer.
(何の警告もなしに解雇されたなんて信じられない/泣き寝入りしちゃダメだよ。弁護士に相談すべきだよ)

② 批判・中傷に対して

A: They’re spreading false rumors about our company.
B: We’re not going to take this lying down. We’ll issue an official statement.
(うちの会社について偽の噂を流してる/泣き寝入りはしない。公式声明を出すよ)

③ スポーツ・競争で

A: They say we don’t stand a chance in the finals.
B: We’re not taking that lying down. We’ll show them what we’re made of.
(決勝では勝ち目がないって言われてる/黙って受け入れるつもりはない。自分たちの実力を見せてやる)

④ 不公平な扱いに対して

A: They gave the promotion to someone with half my experience.
B: Don’t take that lying down. Ask for an explanation from HR.
(私の半分の経験しかない人が昇進した/泣き寝入りしないで。人事に説明を求めなよ)

⑤ 政治・社会的な問題で

A: The new policy is going to hurt small businesses severely.
B: Business owners aren’t taking it lying down. They’re organizing a protest.
(新しい政策は中小企業に深刻なダメージを与える/経営者たちは泣き寝入りしていない。抗議活動を組織してるよ)

通訳者が教えるニュアンスの深掘り

don’t take it lying down泣き寝入りしない・黙って受け入れない。行動を促す強い表現
stand up for yourself自分のために立ち上がる・自分を守る。より広い文脈で使える
fight back反撃する・対抗する。don’t take it lying downより直接的
push back反発する・異議を唱える。ビジネス場面でよく使われる
take it on the chin悔しさをぐっと堪える・甘受する。take lying downとは逆の態度

次に読みたいフレーズ

同じく「抵抗・立ち向かう・主張する」場面で使えるネイティブ表現です。合わせて覚えましょう。

「call in a favor」の意味とは?「恩を返してもらう」をネイティブが使う表現

使い方のポイント・注意点

否定形で使うのが基本: “don’t take it lying down” / “not taking it lying down” の形で「泣き寝入りしない」という意味で使います。肯定形 “take it lying down” は「泣き寝入りする」という意味になります。

“something” の部分を具体化できる: “Don’t take that decision lying down.” / “She didn’t take the criticism lying down.” のように具体的な内容を入れられます。

励ます場面でよく使う: 相手が不当な扱いを受けたと感じているときに「行動すべき」と促す励ましの言葉として使います。

まとめ:「don’t take something lying down」の意味

“don’t take something lying down” は「泣き寝入りしない・黙って受け入れない・立ち向かう」という意味のイディオムです。不当な扱いや不公平な状況に対して行動を促す場面でよく使われます。”stand up for yourself”・”fight back”・”push back” などの関連表現もセットで覚えましょう。

他にも覚えておきたいネイティブ表現をまとめています。あわせてチェックしてみてください。

ネイティブがよく使う英語フレーズ50選|会話で使える自然な表現を解説