本日の記事内容
・エッセイフォーマット
・フォーマットを利用する
・エッセイのルール
・フォーマットを使って作成する
・文頭に味付けをする
・理由に説明を追加する
・会話の役に立つ裏技
・自分のことについて100個つくる
記事の信憑性
この記事を読んでいただくと:
英作文のコツがわかります。
フォーマットに沿って書けば必ず上達します。
さらに英会話に役に立つことが理解でします。
英作文の組み立て方というのがあるんですよ。とても簡単なんです!
目次
エッセイフォーマット
米国には、「フォーマット」と言う考え方があるんです。
私達も得意のはずなのですが!?
つまり、枠というかひな形、と言えばいいでしょうか。
その形に沿って当てはめて考えたり、書いたりしていけば、簡単に基本的な形が出来上がるというものです。
これは、わたしが大学のコミュニケーションの授業ですが、教わったものです。
フォーマットを利用する
少し余談になりますが。
これは映画のシナリオにも当てはめることが出来ます。
ご存知かと思いますが、映画シナリオに「黄金のルール」というフォーマットがあるんです。(是非覚えておいてください)
「黄金のルール」
それは、こんな感じです:
第1幕:発端
・いつもの生活
・異変が起こる
・対応を決意
第2幕:展開
・苦境に陥る
・支援を得る
・成長する
・視点の切り替え
・試練を受ける
・危機に陥る
・糸口発見
第3幕:結末
・対決する
・排除する
・満足する
アメリカの映画はほぼこのフォーマットに沿って進行してます。「スターウォーズ」はドンピシャですね。
エッセイのルール
本題にも戻りましょう。
英作文にもルールがあるのですよ。それは「エッセイ」のルールなのです。
骨格は以下の通り
自分の意見
理由①
理由②
理由③
再度自分の意見
自分の意見
まずは自分の意見です。わたしはこう思います。賛成です反対です、と言うヤツですね。
われわれ日本人はどうもその場の雰囲気を読み取って、自分の意見を調整したりします。英語でははっきりと主張します。
理由①
ではなぜそう思うのか、という理由と主張します。
理由②
あとはいくつも理由をあげていけばいいのです。理由が1つであることは少ないですよね。
理由③
もう少し理由を追加しておきましょう。根拠がはっきりするから相手もなるほどを思うわけです。
再度自分の意見
ここでダメ押しです。だからそう思うんです、とくるわけですね。
この枠があると、案外と簡単にイメージすることができますよ。
イメージする際には、「とにかく簡単でわかり易い短い文」を心がけるようにしてください。
フォーマットで作成してみる
さあ、簡単な文を作ってみましょう。簡単な短い身近な話題でいいのですよ。
サンプルです。
サンプルセンテンス
1.I like Kyoto very much.
2.It is a very old city.
3.There are many beautiful places to visit.
4.Foods there are very delicious.
5.That’s why I love Kyoto.
なーんだ、と言う声が聞こえてきました。
そう、まずは「なーんだ」を作らなければなりません。このシンプルで短い文こそが重要なのです。
多くの方は、最初から綺麗な洗練された格調高い英語をと考え、結局浮かばずに諦めてしまいます。それどころか5行にも関らず、行ったり来たりしている間に何も書かずに終わってしまうという結果になっています。
これは学生に限ったことではありません。
さらに文頭に味付けをする
さあ、このシンプルで短い文が骨格になり、これに少しづつ味付けをしていくのですよ。
さて、まず最初の味付けは、文頭に追加できるこんな言葉:
味付け
First of all(まず初めに)
Moreover(さらに)
Also(また)
1.I like Kyoto very much.
2.First of all, it is a very old city.
3.There are also many beautiful places to visit.
4.Moreover, foods there are very delicious.
5.That’s why I love Kyoto.
どうでしょうか?
このような単語を文頭に追加して、つなげていけばいいのですよ。
理由に説明を追加する
次にできることは、
理由①~③までの各理由に、3つほど追加の文章を書いていくのです。
①There are more than three thousand temples.
②Most of the temples there were built hundreds of years ago.
③It is very interesting to know about the history.
3.There are many beautiful places to visit.
①One of my favorite places is Kinkaku-ji.
②It was build in 1397.
③A lot of tourists visit there to the see the beauty of it.
さあ、こんな具合でスタートしてみてはいかがでしょうか。
完成したのが以下になります!
完成文
2.First of all, it is a very old city.
①There are more than three thousand temples.
②Most of the temples there were built hundreds years ago.
③It is very interesting to know about the history.
3.There are also many beautiful places to visit.
①One of my favorite places is Kinkaku-ji.
②It was build in 1397.
③A lot of tourists visit there to the see the beauty of it.
4.Moreover, foods there are very delicious.
5.That’s why I love Kyoto.
短い文章なのである程度の力があれば自力で作ることも可能。
もしヒントが欲しければ、すでに自分のトピックとその理由3つが明らかなので、そのキーワードでネット検索をかけて自分にあった文章見つけることもできます。
さらに自分流に手直ししながら作るのもいいでしょう。
このように、シンプルで短い文章、使う単語や言い回しを変えていけば、かなりいろいろな組み立てができるようになることは間違いありません。
会話の役に立つ裏技
よく相談をうけます。
「スピーチはなんとかできるが、フリーの会話に困ることがある」
当然ですが、スピーチや会議の発表は、事前に準備したものを読み上げるというのがメインになるので、なんとかなるのです。
しかし、その後の懇親会やパーティの席での会話は、キャッチボールそのものです。どんどんと球が飛んできてすぐさま返球します。
さくっと返事をしなければ、次の球は別の人のところへ行ってしまいます。
自分のことについて100個つくる
これが裏技です。
会話は突然かわります
ということはあなたが話題をかえて自分のことをしゃべりだせばいいのです。
自分のペースに持ち込む
そうすればかなりの確率で100個の話題の中で進むはずです。わたしはこれを留学当初やりました。
成功率3割でした。
※3割は凄いのですよ。準備してなければ話す機会もつかめませんから。
自信がついてきます
そうなればもうこっちのものです。どんどん自分のこを追加していきましょう。
そんなときのために、以上のような作文をいくつも状況別に作っておくことをお勧めします。
事前に準備しましょ。
50以上、いや100ぐらいは必要ですかね。
・自分のこと
・卒業した学校のこと
・自分の趣味のこと
・自分の夢のこと
・カールフレンドのこと
・旅行のこと
・世界情勢のこと
・などなど
どんどんと準備することが重要です。
最初は5行から、そして時間を作ってどんどん足してゆく。自分で作った作文は、覚えさせられた英文とは比較にならないぐらいしっかり記憶に残っていますよ。
まとめ裏技
和文英訳でなく英作文。
どこが違うのってよく訊かれますが、英語で考えて英語を書くから違うんです。
難しい日本語を英訳するのは「翻訳者」に任せましょう。
これはらはあなたの意見を英語で伝える時代です。論文を発表するのではなくあなたの意見を言うのですから。
是非このフォーマットを覚えて、自分のことをいっぱい作り置きしてください。
以上になります。
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