「Who are you」「Who is this」「Who is it」の意味とは?通訳者が教えるネイティブの使い方・ニュアンス・例文5選【2026年最新】

この記事を書いた人

アメリカ在住5年・米国サンフランシスコ州立大学卒業。企業の代表取締役の専任通訳・翻訳を約10年担当。YouTubeチャンネル「筋トレ英会話」運営。

「Who are you」「Who is this」「Who is it」——全部「誰?」なのに、なぜ使い分けるのか

英語で「誰ですか?」と聞きたいとき、あなたはどのフレーズを使っていますか?実はこの3つ、使う場面がはっきり違います。間違えて使うと不自然に聞こえるだけでなく、場合によっては失礼に受け取られることもあります。

この3つの最大の違いは「相手が見えているかどうか」と「どんな状況で聞くか」にあります。

“Who are you?” は、相手が目の前にいて直接話しかけているときに使います。「あなたは誰ですか?」という直接的な問いかけです。

“Who is this?” は、相手が見えていないとき・電話やメッセージで相手が誰かわからないときに使います。「こちらはどちら様ですか?」という意味です。

“Who is it?” は、ドアをノックされたときや、誰かがいることはわかるが誰かわからないときに使います。「どなたですか?」という意味です。

日本語に当てはめると、”Who are you?” は「あなたは誰ですか?」、”Who is this?” は「こちら様はどなたですか?」、”Who is it?” は「どなたですか?(ドア越しに)」に近いニュアンスです。

「相手が見える・見えない」が使い分けの鍵

この3つを整理するときの最大のポイントは「相手が見えているかどうか」です。

相手が見えている(対面)“Who are you?” を使います。ただしトーンによっては「誰だあなたは!」という攻撃的な響きになることもあるため、初対面の人には “May I ask who you are?” など丁寧な形が好まれます。

相手が見えていない(電話・テキスト)“Who is this?” を使います。電話で相手が名乗らなかったときや、知らない番号からメッセージが来たときの定番表現です。

相手がいることはわかるが姿が見えない(ドア越し)“Who is it?” を使います。ノックされたとき、インターフォン越しに話すときの定番フレーズです。

会話例

場面1:対面・初対面の人に(Who are you?)

A: Excuse me, who are you? I don’t think we’ve met before.
(すみません、どちら様ですか?お会いしたことがないと思うのですが。)

B: Oh, I’m Jake, Sarah’s brother. She invited me to the party.
(ああ、サラの兄のジェイクです。パーティーに招待してもらって。)

場面2:電話・知らない番号からかかってきたとき(Who is this?)

A: Hello?
(もしもし?)

B: Hey, it’s me!
(私だよ!)

A: Sorry, who is this? I don’t have this number saved.
(すみません、どちら様ですか?この番号が登録されていなくて。)

場面3:ドアをノックされたとき(Who is it?)

A: Knock knock
(コンコン)

B: Who is it?
(どなたですか?)

A: It’s the delivery guy. I have a package for you.
(配達員です。荷物をお持ちしました。)

場面4:テキストメッセージ・SNSのDMで(Who is this?)

A: Hey! Long time no see. How have you been?
(やあ!久しぶり。元気にしてた?)

B: Hi… who is this? I got a new phone and lost all my contacts.
(えっと……どちら様ですか?新しい電話にしたら連絡先が全部消えちゃって。)

場面5:オフィス・セキュリティの場面(Who are you?)

A: Excuse me, who are you and what are you doing in this area?
(すみません、あなたはどなたで、このエリアで何をされているんですか?)

B: I’m from IT. I’m here to fix the printer on the third floor.
(IT部門の者です。3階のプリンターを修理しに来ました。)

通訳者が教えるニュアンスの深掘り

この3つの使い分けを一言でまとめると、「相手が見えている → Who are you?」「相手が見えていない(電話・テキスト)→ Who is this?」「ドア越し・気配だけ → Who is it?」です。特に日本人が間違えやすいのは電話での “Who is this?” を “Who are you?” と言ってしまうケースです。電話では相手が見えていないため “Who is this?” が正解です。

似た表現との比較を見てみましょう。

表現使う状況ニュアンス・特徴
Who are you?対面・相手が見えている直接的な問いかけ。トーンによっては攻撃的にも聞こえる。丁寧にするなら “May I ask who you are?”
Who is this?電話・テキスト・相手が見えない電話・メッセージで相手が誰かわからないときの定番。”This is…” と名乗るときの返しとしても使われる
Who is it?ドア越し・気配はあるが見えないノックへの返答として定番。”It’s me!” に対応する問いかけ
May I ask who’s calling?ビジネス電話電話でのフォーマルな問いかけ。”Who is this?” のビジネス版
Can I ask who you are?対面・丁寧に聞きたいとき“Who are you?” を丁寧にした表現。初対面や公式な場で使いやすい

特にビジネス電話では “Who is this?” ではなく “May I ask who’s calling?” を使うのがマナーです。”Who is this?” はカジュアルな場面向きで、フォーマルな電話では少し無礼に聞こえることがあります。

「筋トレ英会話」的な覚え方

相手が見える → Who are you?(あなたは誰?)
相手が見えない・電話 → Who is this?(こちらはどなた?)
ドア越し・気配だけ → Who is it?(どなたですか?)

このイメージで、次の3フレーズをセットで覚えましょう。

1. “Who are you?”(あなたは誰ですか?)→ 対面で相手の素性を確認する直接的な問いかけ
2. “Who is this?”(こちら様はどなたですか?)→ 電話・テキストで相手がわからないときの定番
3. “Who is it?”(どなたですか?)→ ドアをノックされたときの定番返答

「見える → you、見えない(電話)→ this、ドア越し → it」この3つの使い分けを覚えれば、どんな場面でも迷わず使いこなせます。

使い方のポイント・注意点

“Who are you?” はトーンに注意:対面で使う場合、言い方によっては「誰だあなたは!」という攻撃的・不審な印象を与えることがあります。丁寧に聞きたいときは “May I ask who you are?” や “Can I ask who you are?” を使いましょう。

電話では “Who is this?” が正解:日本人は電話でも “Who are you?” と言いがちですが、相手が見えていない電話では “Who is this?” が自然です。

ビジネス電話には “May I ask who’s calling?”:カジュアルな “Who is this?” はビジネス電話では少し無礼に聞こえることがあります。フォーマルな場では “May I ask who’s calling?” を使いましょう。

“Who is it?” はドア越し専用:ドアのノックへの返答として定番ですが、電話や対面では使いません。状況を明確に意識して使い分けることが大切です。

まとめ:「Who are you」「Who is this」「Who is it」の違い

どれも「誰ですか?」という意味ながら、使う場面がはっきり異なる3つの表現。相手が見えているなら “Who are you?”、電話・テキストなら “Who is this?”、ドア越しなら “Who is it?” ——この3つを使い分けられるだけで、英会話の自然さが一気に上がります。次の電話やドアのノックのとき、ぜひ正しいフレーズを使ってみてください!

英語を「知る」だけでなく「話せる」ようになりたい方へ

正直に言います。私は英会話スクールに通ったことがありません。

そんな私がなぜオンライン英会話をすすめるのか、ぜひこちらを読んでください。

それは、私が環境から自然に得ていた「話す機会」を、意図的に作り出せるのがオンライン英会話スクールだからです。

DMM英会話とNativeCampを通訳者が比較!スクールなしで英語を習得した私がすすめる理由

スクールなしで英語を習得した私が言えることは、「環境を作ること」が最重要だということです。私はアメリカ生活という環境がありましたが、日本にいる皆さんにとってのその環境が、オンライン英会話だと思っています。

DMM英会話もNativeCampも、今すぐ無料体験で試すことができます。まずは7日間、実際に使ってみてください。

▶︎ DMM英会話の無料体験はこちら

▶︎ ネイティブキャンプの無料体験はこちら