この記事の要約(Key Takeaways)
- 会話例:窓口で「Thank you for your patience.(お待たせしました)」と声をかける
- 違い:「Sorry」ではなく「Thank you」から始める。直訳は「あなたの忍耐に感謝します」
- 別表現:Thank you for waiting. / Sorry to keep you waiting. / I appreciate your patience.
誰かを待たせてしまったとき、思わず「Sorry」と言いかけていませんか。
ネイティブは、ほとんどの場面で「Thank you」から始めます。この記事では、通訳者の目線で、意味・使う場面・会話例5つ・似た表現との違いを、順番に整理します。
「Thank you for your patience」の基本的な意味
「patience」は「忍耐、辛抱」という意味の名詞です。直訳すると「あなたの忍耐に感謝します」。ここから、「お待たせしてすみません、待ってくださってありがとうございます」という意味で使われます。
日本語だと、「すみません」と謝りたくなる場面ですよね。でも、ネイティブは謝るより、待ってくれたことに感謝します。そのほうが、相手も前向きに受け取りやすいからです。
どんな場面で使うのか
- お店や窓口で、お客さんを待たせたとき
- 電話やチャットのサポートで、保留にしていたとき
- メールやお知らせで、対応が遅れたとき
短い待ち時間なら「Thank you for waiting.」で十分です。長めに待たせたときや、少し改まった場面では、「Thank you for your patience.」がよく選ばれます。
会話例5選

① 職場(電話)
A: Thank you for your patience. How can I help you?
(お待たせしました。ご用件をうかがいます)
B: I’d like to check my order.
(注文の確認をしたいのですが)
② 友人
A: Thanks for waiting. I finally found a parking spot.
(待っててくれてありがとう。やっと駐車場が見つかったよ)
B: No worries!
(気にしないで!)
③ SNS
A: Thank you for your patience, everyone. The new episode is up!
(みなさん、お待たせしました。新しいエピソードを公開しました!)
B: Worth the wait!
(待った甲斐があった!)
④ 恋愛
A: Thank you for your patience. I just got off work.
(待たせてごめんね。いま仕事が終わったよ)
B: Take your time!
(ゆっくりでいいよ!)
⑤ ファッション
A: Thank you for your patience. Your size just came in.
(お待たせしました。お客様のサイズが入荷しました)
B: Perfect! I’ll try it on.
(よかった!試着します)
通訳者が教えるニュアンスの深掘り
通訳の現場では、「お待たせしました」を、待たせた長さと状況で訳し分けます。短い待ちなら「Thanks for waiting」、長い待ちやトラブルのときは「Thank you for your patience」に、お詫びの一言を添える形です。違いを表で整理します。
| 表現 | ニュアンス | 使いどころ |
|---|---|---|
| Thank you for your patience. | 待ってもらったことへの感謝(丁寧) | お店・電話・メール |
| Thank you for waiting. | 待ってくれてありがとう(ふつう) | 日常会話・短い待ち |
| Sorry to keep you waiting. | お待たせしてすみません(謝罪) | 自分のミスや大幅な遅れ |
次に読みたいフレーズ
「感謝」の伝え方を、もう少し広げたい方へ。丁寧に「ありがたい」と伝える次の記事を選びました。
使い方のポイント・注意点
- 「Sorry」より「Thank you」で始めると、前向きな印象になる
- 自分のミスで待たせたときは、「I apologize for the delay.」などのお詫びも添える
- 「patience」は「忍耐」でも、重く考えず「待ってくれてありがとう」でOK
- メールや案内では「Thank you for your patience and understanding.」の形もよく使う
まとめ:「Thank you for your patience」の意味
「Thank you for your patience.」は、「お待たせしてすみません」を、感謝で伝える一言です。謝りたくなったら、まず「Thank you」。これだけで、会話の空気がやわらぎます。
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