このブログの記事は以下の枠組みでいろいろな英語フレーズをご紹介しています。
◆意味:解説を丁寧に加えていきます
◆例文:会話・文章での使い方をご紹介します
◆ニュアンス:フォーマル/カジュアル・口語/書き言葉などの違いも紹介します
◆起源:フレーズの語源や歴史的背景が分かる場合には追加いたします
◆使用地域:アメリカ英語/イギリス英語/その他の国や地域の使用頻度などもご説明します
◆関連表現:同じ意味の別の言い方や類義語も参考にしてください
記事の信憑性
本日のフレーズ
本日は「a smart cookie」についてご説明します。
意味
“a smart cookie”は口語表現で:
頭の切れる人、抜け目のない人、要領のいい人
状況判断に優れている人、賢く立ち回れる人
日本語の「やり手」「なかなかの人物」に近いニュアンスです。
単なる“頭がいい(intelligent)”よりも、実生活で賢く立ち回れる人というニュアンスがあります。
例文
日常会話では:
Don’t underestimate her. She’s a real smart cookie.
「彼女を甘く見ない方がいいよ。なかなかのやり手だから。」
You figured that out so quickly—you’re one smart cookie!
「そんなに早く解決するなんて、ほんと頭が切れるね!」
ビジネス寄りでは:
He negotiated a great deal for the company. He’s a smart cookie.
「彼は会社に有利な取引をまとめた。なかなか抜け目のない人物だ。」
ニュアンス
カジュアルで親しみのある表現。
少しユーモラスで褒め言葉として使われます。特に女性に対して使われますが、男性にも使えます。
“cookie” には「かわいい人」「面白い人」というスラング的なニュアンスがあり、そこに “smart” がついて「賢くて魅力的な人」というニュアンスになります。
起源
20世紀前半のアメリカ英語で広まったスラング。
当時 “cookie” は「人、相手」を指す俗語として使われており、そこに “smart” を加えて「頭の切れる人」という意味に。
使用地域
アメリカ英語で非常によく使われる表現。
イギリスでも通じるが、使用頻度は低め。
関連表現
sharp cookie(同じ意味:頭の回転が速い人)
clever person(より一般的な表現)
bright spark(イギリス英語で「賢い人」:ただし皮肉にも使える)
savvy(実務に強い、要領がいい)
何気ない会話でも
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現京都大学国際交流推進機構准教授、在米20年、MIT含む4校で「化学・数学・物理学・第二言語習得」を教える、という方の書籍です。
簡単に概要をご説明します。
脳には言語学習に必要な2重螺旋が存在する:
①宣言的知識:言葉で内容を説明できるもの(形式知・現在知)
三単現のsが、明らかに言葉で説明できる宣言的知識。つまり、覚えて口で説明する出来ると言うことですね
②手続き的知識:言葉では説明できないが確かに脳内にあるもの(暗黙知・潜在知)
連続的なアウトプットが相当なスピードで要求される状況では宣言的知識では間に合わないことがこの知識で可能となります。パッと口をついて出る、すっと頭に入ってきて理解できるとう言うことです!
もう少し知りたい方は以下の記事をご参照ください:
関連記事英語スピーキングについて知っておくと無駄な努力をしなくて済むと言う件
まとめ
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本日は以上です。