このブログの記事は以下の枠組みでいろいろな英語フレーズをご紹介しています。
◆意味:解説を丁寧に加えていきます
◆例文:会話・文章での使い方をご紹介します
◆ニュアンス:フォーマル/カジュアル・口語/書き言葉などの違いも紹介します
◆起源:フレーズの語源や歴史的背景が分かる場合には追加いたします
◆使用地域:アメリカ英語/イギリス英語/その他の国や地域の使用頻度などもご説明します
◆関連表現:同じ意味の別の言い方や類義語も参考にしてください
記事の信憑性
本日のフレーズ
本日は「adrenaline rush」についてご説明します。
意味
“adrenaline rush”は:
「アドレナリンが急に体内に分泌されて高揚感や興奮を覚えること」です。
危険を感じたとき、強いストレスを受けたとき、あるいはスポーツやスリルのある体験をしたときに起こる現象です。
ポジティブにもネガティブにも使われます。
例文
“I felt an adrenaline rush before giving my big presentation.”
(大きなプレゼンの前にアドレナリンが込み上げてくるのを感じたのです。)
“Skydiving gave me such an adrenaline rush—I’ve never felt so alive!”
(スカイダイビングで強烈なアドレナリンの高揚を感じました。こんなに生き生きとした気分は初めてです。)
“He gets an adrenaline rush from extreme sports.”
(彼はエクストリームスポーツでアドレナリンの高揚を味わうのです。)
ニュアンス
医学的にも使われますが、一般会話では「スリルや興奮」を表す比喩的な意味で使うことが多いです。
カジュアルな日常会話から、スポーツや自己啓発の文脈まで幅広く登場します。
フォーマルな医学的説明では “adrenaline surge” なども用いられます。
起源
adrenaline(アドレナリン) は副腎髄質から分泌されるホルモンで、心拍数や血圧を上昇させ、筋肉を瞬時に活動的にします。
rush は「急激な高まり」「興奮」を意味します。
20世紀半ば以降、スポーツやスリル体験を語るときに「adrenaline rush」という表現が一般化しました。
使用地域
アメリカ英語・イギリス英語ともに広く使われています。国際的にも理解される表現です。日常会話からメディアまで幅広く登場します。
関連表現
thrill(スリル、ワクワク感)
exhilaration(高揚感、爽快感)
rush(スラング的に「強烈な興奮」)
adrenaline high(アドレナリンによる興奮状態)
endorphin rush(運動や快感によるエンドルフィン分泌での高揚感)
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簡単に概要をご説明します。
脳には言語学習に必要な2重螺旋が存在する:
①宣言的知識:言葉で内容を説明できるもの(形式知・現在知)
三単現のsが、明らかに言葉で説明できる宣言的知識。つまり、覚えて口で説明する出来ると言うことですね
②手続き的知識:言葉では説明できないが確かに脳内にあるもの(暗黙知・潜在知)
連続的なアウトプットが相当なスピードで要求される状況では宣言的知識では間に合わないことがこの知識で可能となります。パッと口をついて出る、すっと頭に入ってきて理解できるとう言うことです!
もう少し知りたい方は以下の記事をご参照ください:
関連記事英語スピーキングについて知っておくと無駄な努力をしなくて済むと言う件
まとめ
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本日は以上です。