目次
この記事の要約(Key Takeaways)
- 嫌なものや人が去って「せいせいした・いなくなってよかった」と相手を突き放す表現です。
- Goodbye and good riddance でより強調され、辛口のニュアンスが強まります。
- 言い換えはNo loss/About time/Good for you(祝福寄り)などがあります。
やっかいなものがようやく去って「せいせいした!」と言いたいとき、ネイティブは「Good riddance.」を使います。ちょっと辛口のこの表現、意味・場面・会話例・似た表現との違いまで解説します。
「Good riddance」の基本的な意味
riddance は「厄介払い」。Good riddance で「厄介払いできてせいせいした」という意味になります。嫌だったものや人が去ったことへの、正直で少し突き放した安堵の表現です。「Goodbye and good riddance.」とつなげると「さよなら、清々するわ」とさらに強調されます。
どんな場面で使うのか
面倒な相手が去った、嫌なサービスが終わった、壊れた物を処分した——そんな「消えてくれてよかった」という気持ちを表すときに使います。辛口なので、去った本人に面と向かって言うと失礼になる点は覚えておきましょう。
会話例5選

① 職場
A: Our worst client just cancelled.
B: Good riddance.
(A: 最悪の取引先が契約切ったよ B: せいせいした)
② 友人
A: I finally deleted his number.
B: Good riddance!
(A: やっと彼の番号を消した B: よかったじゃん、せいせいだね)
③ SNS
A: That noisy app is shutting down.
B: Goodbye and good riddance.
(A: あのうるさいアプリ終了だって B: さよなら、清々するわ)
④ 家
A: I threw out that broken printer.
B: Good riddance. It never worked.
(A: 壊れたプリンタ捨てたよ B: せいせい、どうせ動かなかったし)
⑤ 恋愛
A: They finally broke up.
B: Good riddance, honestly. He was awful.
(A: あの二人やっと別れたって B: 正直せいせいだよ、ひどい人だったし)
通訳者が教えるニュアンスの深掘り
「せいせいした」系の表現と並べると、Good riddance の辛口さがはっきりします。
| 表現 | ニュアンス | 使いどころ |
|---|---|---|
| Good riddance | 厄介払いできてせいせい(辛口) | 嫌なもの・人が去った時 |
| No loss | 失っても惜しくない | 去っても平気な時 |
| About time | やっとか・遅かった | 待たされた末に去った時 |
| Good for you | よかったね(相手を祝福) | 前向きな報告に |
次に読みたいフレーズ
相手を突き放す辛口の一言つながりで、「調子に乗るな・うぬぼれるな」と返す表現も押さえておくと便利です。
使い方のポイント・注意点
- 去ったものへの「せいせい」。相手を突き放す辛口ニュアンスがあります。
- 去った本人に面と向かって言うと失礼になり得ます。
- Goodbye and good riddance でより強く強調できます。
- 相手を祝福したいときは Good for you に置き換えます。
まとめ:「Good riddance」の意味
「Good riddance.」は、嫌なものや人が去って「せいせいした」と伝える、正直で少し辛口な表現です。Goodbye and good riddance でさらに強調できます。突き放すトーンなので、本人の前では避け、身内の会話でこそ生きる一言です。
次のステップ:表現を「使える」英語にするには
この表現も、「意味を知る」と「会話でとっさに使える」とのあいだには、実は大きな差があります。
なぜ「知っているのに口から出てこない」のか——10年間プロ通訳をしてきた経験から、その理由を5つの特徴にまとめました。

