「so that構文」の意味とは?「〜するために」「その結果」と訳し分ける方法をネイティブ目線で解説

この記事の要約(Key Takeaways)

  • 会話例:「He gets his hair cut so that he may look younger.(彼は若く見えるように髪を切ります)」
  • 違い:「so that」は、目的・結果・程度・様態の4つの形で使い分ける
  • 別表現:in order that / in order to / so as to / enough to

まず、質問です。次の英文を、あなたはどう訳しますか。「This article is so written that it misleads people.」

「とても〜なので〜になる」と訳したくなりますが、それでは日本語になりません。「so that構文」の4つの形を、通訳者の目線で、順番に整理します。

「so that構文」の基本的な意味

中学で習う、「so 〜 that …(とても〜なので…)」は、「so that構文」のほんの一部です。実は、並び方によって、目的・結果・程度・様態と、意味が変わります。

冒頭の英文は、「この記事は、人々が誤解を招くように書かれている」と訳します。「so」と「that」の間に、過去分詞の「written」が入った形です。

どんな場面で使うのか

  • 目的を表して、「〜するように、〜するために」と言うとき
  • 結果や程度を表して、「その結果、とても〜なので」と言うとき
  • 文章で、「〜のように書かれている」と、様態を表すとき

日常会話では、目的と程度の形が中心です。結果や様態の形は、文章で見かけることが多くなります。

会話例5選

ノートに書き込みながら学ぶ人

① 目的(〜するように)
He gets his hair cut so that he may look younger.
(彼は、若く見えるように髪を切ります)

② 目的(〜するために)
He decided to stay home so that he could play video games.
(彼は、テレビゲームをするために、家にいることにした)

③ 結果(カンマのあと)
I overslept, so that I missed the first train.
(寝坊したので、始発に乗りそこねた)

④ 程度(so + 形容詞 + that)
He is so tall that he can touch the ceiling.
(彼はとても背が高いので、天井に手が届く)

⑤ 様態(so + 過去分詞 + that)
This article is so written that it misleads people.
(この記事は、人々が誤解を招くように書かれている)

通訳者が教えるニュアンスの深掘り

日本語では、「ので」「ように」「ために」と、場面ごとに言い方を変えますよね。英語の「so that」も、どこに置くかで、訳し方が変わります。通訳の現場では、まず形を見て、「目的なのか、結果なのか」を判断してから、日本語に訳します。③と⑤は、やや文章寄りの形で、会話ではあまり使いません。

形意味書き換え
so that + 主語 + 助動詞 + 動詞目的(〜するように)in order that / in order to / so as to
カンマ + so that + 主語 + 動詞結果(その結果〜)and as a result
so + 形容詞・副詞 + that程度(とても〜なので)enough to / so … as to
so + 過去分詞 + that様態(〜のように)(文章寄りの形)

次に読みたいフレーズ

「that」は、いろいろな働きをする単語です。「so that」の次は、「that」そのものの使い方を整理した、次の記事を選びました。

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使い方のポイント・注意点

  • 目的の形では、that以下に「can・will・may」などの助動詞を入れる
  • 過去の話なら、助動詞も過去形にする(can → could / may → might)
  • 程度の形は、「tall enough to touch the ceiling」と書き換えられる
  • 様態の形は、文章寄りの形。会話では、「in a way that …」のほうが自然

まとめ:「so that構文」の意味

「so that構文」は、目的・結果・程度・様態の4つの形を、見分けるのがポイントです。形ごとに訳し方を覚えておけば、冒頭の英文も、もう迷いません。

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