この記事の要約(Key Takeaways)
- 会話例:Look at those mouthwatering desserts.(あの美味しそうなデザート見てよ)のように、目の前の食べ物をほめるときに使います。
- 違い:delicious が「実際に食べて美味しい」なのに対し、mouthwatering は「まだ食べていないのに、よだれが出そうなほど美味しそう」という見た目や匂いへの反応です。
- 別表現:カジュアルなら That looks amazing.、少し上品にするなら appetizing が近い言い方になります。
目の前に運ばれてきた料理を見た瞬間、思わず声が出てしまうこと、ありませんか。そんなときネイティブがよく口にするのがmouthwateringです。直訳すると「口の中に水がわいてくる」。日本語の「よだれが出そう」とほぼ同じ発想の言葉で、写真を見ただけでも使えます。この記事では意味・場面・似た表現との違いまで整理します。
「mouthwatering」の基本的な意味
mouthwatering は mouth(口)+ watering(水がわく)が合わさった形容詞で、「よだれが出るほど美味しそうな」という意味です。heartwarming(心温まる)と同じ作りの単語だと考えると覚えやすいでしょう。
ポイントは、まだ食べていない段階の反応だということ。見た目・匂い・湯気といった情報だけで「これは絶対おいしい」と体が反応している状態を表します。そのため料理そのものだけでなく、料理の写真・メニューの説明・食べ物の匂いにも使えます。
こんな場面で口をついて出る
使われるのはほぼ食べ物まわりです。レストランで料理が運ばれてきたとき、友人がSNSに上げた食事の写真にコメントするとき、キッチンから漂ってくる匂いに反応するとき。どれも「感想」ではなく「反応」である点が共通しています。
比喩的に、広告や旅行記事で「食欲をそそる」という宣伝文句として使われることもあります。ビジネスメールにはあまり登場しませんが、社内のカジュアルなやり取りなら問題なく使える、明るくポジティブな単語です。
会話例5選

①職場(差し入れを見て)
Wow, these look mouthwatering. Who brought them?
うわ、これ超美味しそう。誰が持ってきたの?
②友人とレストランで
Everything on this menu looks mouthwatering. I can not decide.
このメニュー全部美味しそうで、決められないよ。
③SNSのコメント
That pizza looks absolutely mouthwatering. Where is this place?
そのピザ、めちゃくちゃ美味しそう。どこのお店?
④家族との会話
Something smells mouthwatering. What are you making?
なんかすごくいい匂いがする。何作ってるの?
⑤旅行先で
The street food here is mouthwatering. I want to try all of it.
ここの屋台の食べ物、どれも美味しそう。全部食べてみたい。
通訳者が教えるニュアンスの深掘り
日本語ではどれも「美味しそう」で片づいてしまいますが、英語は食べる前か後かで言葉を選び分けます。
| 表現 | ニュアンス | 使うタイミング |
|---|---|---|
| mouthwatering | よだれが出そうなほど美味しそう。体が反応している | 食べる前(見た目・匂い) |
| delicious | 実際に美味しい。味の評価 | 食べた後 |
| appetizing | 食欲をそそる。やや客観的で書き言葉寄り | 食べる前(説明・描写) |
| to die for | 死ぬほど美味しい。大げさなほめ言葉 | 食べた後(強調) |
| yummy | おいしー。子どもっぽく親しみのある響き | 前後どちらでも(カジュアル) |
つまり、写真を見て It is delicious. と言うと「食べたの?」と返されかねません。食べていないなら mouthwatering、これが自然な使い分けです。
次に読みたいフレーズ
美味しそうなものを目にしたあとは、当然「食べる」場面が続きます。ネイティブが「がっつり食べる」を表すときの定番表現も、あわせて押さえておくと会話が途切れません。
使い方のポイント・注意点
- 人には使わない。食べ物専用の形容詞で、人に対して使うと不自然に響きます。
- look / smell と相性が良く、looks mouthwatering / smells mouthwatering の形が最頻出です。
- ハイフンなしの mouthwatering が一般的ですが、mouth-watering という綴りも正解です。
- 強調したいときは absolutely / totally を前に置くと、より感情がのります。
- すでに食べたあとの感想なら delicious や so good に切り替えるのが自然です。
まとめ:「mouthwatering」の意味
mouthwatering は「よだれが出るほど美味しそう」。食べる前の、目と鼻が先に反応してしまったあの瞬間を、そのまま英語にした単語です。delicious との境界線さえつかんでおけば、レストランでもSNSでも迷わず使えます。次に美味しそうな料理を見かけたら、ぜひ口に出してみてください。
次のステップ:表現を「使える」英語にするには
この表現も、「意味を知る」と「会話でとっさに使える」とのあいだには、実は大きな差があります。
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