目次
多義語②の紹介
前回の「run・break・get」に続き、今回は “set”・”turn”・”go” を取り上げます。これらも日常的によく使われるのに、複数の意味を持つために混乱しやすい多義語です。
多義語を制する者は英語を制すると言っても過言ではありません。文脈の中でどんな意味で使われているかを瞬時に判断する力が、英語力の差につながります。
多義語①「set」の主な意味
“set” は英語で最も多くの意味を持つ単語の1つと言われています。
・置く・設定する: Set the alarm for 6 AM.(6時にアラームをセットして)
・日没する: The sun is setting.(日が沈んでいる)
・(骨が)固まる: The concrete has set.(コンクリートが固まった)
・セット(名詞): a set of keys(鍵のセット)
・準備ができた(形容詞): Are you set?(準備できた?)
多義語②「turn」の主な意味
“turn” も幅広い意味で使われます。
・曲がる・回す: Turn left at the corner.(角を左に曲がって)
・〜になる: The leaves turn red in autumn.(葉は秋に赤くなる)
・番・順番: It’s your turn.(あなたの番だよ)
・裏切る: He turned on his own team.(彼は自分のチームを裏切った)
・電源を入れる/切る: Turn on/off the lights.(電気をつけて/消して)
多義語③「go」の主な意味
“go” は「行く」以外にも様々な意味があります。
・行く: Let’s go!(行こう!)
・〜になる: The milk went bad.(牛乳が悪くなった)
・(時間が)経つ: Time goes by so fast.(時間が経つのは早い)
・試み(名詞): Give it a go.(試してみて)
・(機械が)動く: Is the system good to go?(システムは動作可能な状態ですか?)
通訳者が教えるニュアンスの深掘り
| set | 置く・設定する・日没・固まる・準備完了 |
| turn | 曲がる・〜になる・番・裏切る・電源操作 |
| go | 行く・〜になる・時間が経つ・試み・動く |
| good to go | 準備完了・動作可能。「set」と同じ意味で使われる定番表現 |
| give it a go | 試してみる。「give it a try」と同義のカジュアルな表現 |
次に読みたいフレーズ
同じく「紛らわしい英語の使い分け」を解説した記事です。合わせて覚えましょう。
使い方のポイント・注意点
・“Are you set?” = “Are you ready?”: “set” が「準備完了」の意味で使われる表現です。
・“go bad” は腐る: “The food went bad.”(食べ物が腐った)は日常でよく使われる表現です。
・“turn on/off” は電源だけでなく: “That music really turns me on.”(その音楽には興奮する)のように比喩的にも使われます。文脈に注意しましょう。
まとめ:英語の多義語②
英語の多義語②として “set”(置く・日没・固まる)、“turn”(曲がる・〜になる・番)、“go”(行く・〜になる・試み)を解説しました。これらは日常会話に頻繁に登場するので、フレーズごと覚えるのが効果的です。
他にも覚えておきたいネイティブ表現をまとめています。あわせてチェックしてみてください。

