英語の多義語①|「run」「break」「get」など1つで複数の意味を持つ重要単語を解説

英語の多義語とは?

「run」は「走る」だけじゃない——英語には1つの単語が複数の全く異なる意味を持つ「多義語」が多く存在します。これを知らないと、ネイティブの会話についていけないことがあります。

多義語(polysemy)は英語習得において避けて通れない壁です。しかし覚えてしまえば語彙が一気に広がります。今回は特に使用頻度が高い多義語を3つ解説します。

多義語①「run」の主な意味

“run” は「走る」以外にも多くの意味があります。

走る: I run every morning.(毎朝走っている)
経営する: She runs a small business.(彼女は小さな会社を経営している)
(機械が)動く: The engine is running smoothly.(エンジンがスムーズに動いている)
立候補する: He’s running for mayor.(彼は市長に立候補している)
(水が)流れる: Leave the water running.(水を出しっぱなしにしておいて)

多義語②「break」の主な意味

“break” は「壊す」だけではありません。

壊す: I broke my phone.(スマホを壊した)
休憩: Let’s take a break.(休憩しよう)
記録を破る: She broke the world record.(彼女は世界記録を破った)
(ルールを)破る: Don’t break the rules.(ルールを破るな)
(ニュースを)伝える: I have to break the news to him.(彼にそのニュースを伝えなければならない)

多義語③「get」の主な意味

“get” は最も多義的な動詞の1つです。

手に入れる: I got a new job.(新しい仕事を得た)
理解する: I don’t get it.(わからない)
〜になる: It’s getting cold.(寒くなってきた)
到着する: When will you get here?(いつ着く?)
(病気に)かかる: I got the flu.(インフルエンザにかかった)

通訳者が教えるニュアンスの深掘り

run走る・経営する・動く・立候補する・流れる
break壊す・休憩・記録を破る・ルールを破る・伝える
get手に入れる・理解する・〜になる・到着する・かかる
make作る・(利益を)生む・〜させる・間に合う
take取る・(時間が)かかる・乗る・撮る・受ける

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使い方のポイント・注意点

文脈で意味を判断: 多義語は必ず文脈から判断します。前後の単語・状況が意味を決めます。

“get” は万能すぎて注意: “get” は日常会話で多用されますが、フォーマルな文章では “obtain”(手に入れる)や “understand”(理解する)など具体的な動詞を使いましょう。

フレーズとして覚える: 多義語は単独で覚えるより “run a business”・”take a break” などフレーズごと覚えると使いやすくなります。

まとめ:英語の多義語①

英語の多義語は同じ単語でも文脈によって全く異なる意味になります。“run”(走る・経営する・動く)、“break”(壊す・休憩・記録を破る)、“get”(手に入れる・理解する・〜になる)の3つを押さえるだけで表現の幅が大きく広がります。

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