目次
この記事の要約(Key Takeaways)
- 「まだマシ・不幸中の幸い・そこまで悪くない」と前向きに受け止める表現です。
- 状況を慰めたり、気持ちを切り替えたりするときに使います。
- 言い換えはlook on the bright side/at least ~/it is what it isなどがあります。
うまくいかないことがあっても「まだマシだよ」と前を向きたいとき、ネイティブは「things could be worse」と言います。慰めにも気持ちの切り替えにも使えるこの表現、意味・場面・会話例・似た表現との違いまで解説します。
「things could be worse」の基本的な意味
直訳は「状況はもっと悪くなり得た」。そこから「これでもまだマシ・不幸中の幸い」という意味になります。悪い状況の中にも救いを見つけて前を向く、楽観的な受け止め方を表す表現です。
どんな場面で使うのか
自分や相手を慰めるとき、落ち込んだ気持ちを切り替えたいときに使います。深刻すぎない困りごとに、そっと寄り添うのに便利。ただし、本当に重い状況で軽く言うと突き放して聞こえることもあるので注意しましょう。
会話例5選

① 友人
A: I missed the train.
B: Things could be worse. The next one’s soon.
(A: 電車逃した B: まだマシだよ、次すぐ来る)
② 職場
A: We lost the client.
B: Things could be worse. We kept the big one.
(A: 取引先を失った B: 不幸中の幸い、大口は残った)
③ 家庭
A: The car broke down.
B: Things could be worse. No one’s hurt.
(A: 車が壊れた B: まだマシ、誰も怪我してない)
④ 天気
A: It’s raining on our trip.
B: Things could be worse, at least it’s warm.
(A: 旅行なのに雨 B: まだマシ、暖かいだけましだよ)
⑤ 自分
A: How are you holding up?
B: Tired, but things could be worse.
(A: 調子どう? B: 疲れてるけど、まあマシな方)
通訳者が教えるニュアンスの深掘り
「前向き・受け止め」系の表現と並べると、things could be worse の立ち位置がはっきりします。
| 表現 | ニュアンス | 使いどころ |
|---|---|---|
| Things could be worse | まだマシ・不幸中の幸い | 慰め・気持ちの切り替え |
| Look on the bright side | 明るい面を見よう | 前向きを促す |
| At least ~ | 少なくとも〜 | 救いを具体的に挙げる |
| It is what it is | しょうがない・仕方ない | 受け入れる |
次に読みたいフレーズ
落ち込む相手に「踏ん張って・頑張って」と励ます表現も、あわせて押さえておくと便利です。
使い方のポイント・注意点
- 悪い状況でも救いを見つけて前を向く楽観表現です。
- 自分にも相手にも使えます。
- 深刻すぎる状況で軽く言うと、突き放して聞こえることもあります。
- 救いを具体的に挙げるなら at least ~ が便利です。
まとめ:「things could be worse」の意味
「things could be worse」は、悪い状況でも「まだマシ・不幸中の幸い」と前を向く表現です。慰めにも気持ちの切り替えにも使えます。相手の状況の深刻さを見ながら、そっと寄り添う一言として届けましょう。
次のステップ:表現を「使える」英語にするには
この表現も、「意味を知る」と「会話でとっさに使える」とのあいだには、実は大きな差があります。
なぜ「知っているのに口から出てこない」のか——10年間プロ通訳をしてきた経験から、その理由を5つの特徴にまとめました。

