この記事の要約(Key Takeaways)
- 会話例:職場・友人・SNS・恋愛・ファッションの5場面を、A:B:の対話で紹介します。
- 違い:「give up」は諦めて手を引く言い方、「let nature take its course」は、無理に手を加えず、自然な流れに任せるという前向きな響きがあります。
- 別表現:go with the flow/let things play out/leave it to fate など。
「もう、なるようになるさ」。あれこれ悩むのをやめて、流れに身を任せたいときがありますよね。
この記事では、「Let nature take its course」の意味と使い方を、通訳者の目線で解説します。気持ちをふっと軽くしてくれる、穏やかなイディオムです。
「Let nature take its course」の基本的な意味
直訳は「自然に進路を取らせる」。なんとか連想できますね。そこから自然の成り行きに任せるという意味になります。
同じような意味の言葉に、「go with the flow」があります。
どんな場面で使うのか
- 心配しすぎる人に、気楽に構えるよう伝えるとき
- 自分の力ではどうにもならない状況を、受け入れるとき
- あえて手を出さず、様子を見ると決めたとき
例文は「Just stop worrying about it. You should let nature take its course.(心配するのはやめて、自然の成り行きに任せるべきだよ)」です。
会話例5選

職場で
A:I’m worried about the merger.
合併のことが、心配なんだ。
B:Just stop worrying about it. We should let nature take its course.
心配するのはやめよう。自然の成り行きに任せるべきだよ。
A:You’re right. We can’t control it.
そうだね。どうにもならないしね。
B:Let’s focus on our own work.
自分たちの仕事に集中しよう。
友人と
A:My two friends are fighting, and I’m stuck in the middle.
友達2人がケンカしてて、板挟みなんだ。
B:Let nature take its course. They’ll make up.
成り行きに任せなよ。そのうち仲直りするから。
A:Do you think so?
そう思う?
B:They always do.
いつもそうだから。
SNSで
A:People are arguing under my post.
私の投稿の下で、みんなが言い争ってるの。
B:Don’t reply. Just let nature take its course.
返信しないで。成り行きに任せよう。
A:It makes me nervous.
気になって落ち着かないよ。
B:It’ll calm down tomorrow.
明日には、おさまるよ。
恋愛で
A:I don’t know if he likes me yet.
彼が私を好きなのか、まだ分からないの。
B:Don’t push. Let nature take its course.
焦らないで。自然の成り行きに任せなよ。
A:Easier said than done.
言うのは簡単だけどね。
B:Trust me, it works out.
大丈夫、うまくいくから。
ファッションで
A:My hair is growing out in an awkward way.
髪を伸ばしてるけど、中途半端な長さで困ってるの。
B:Let nature take its course. Don’t cut it now.
成り行きに任せなよ。今は切らないで。
A:It’ll look better soon?
そのうち、よくなるかな?
B:Give it two months.
2か月待ってみて。
通訳者が教えるニュアンスの深掘り
この表現には、「無理に介入しない」という穏やかな姿勢があります。投げやりなのではなく、時間や自然の力を信じて、待つというニュアンスです。「go with the flow」は、流れに合わせて柔軟に動く、少し能動的な表現。使い分けられると、英語の幅がぐっと広がります。
| 表現 | ニュアンス | 使いどころ |
|---|---|---|
| let nature take its course | 手を出さず、自然に任せる | 心配や介入を手放すとき |
| go with the flow | 流れに合わせて柔軟に動く | 状況に身を任せるとき |
| let things play out | 成り行きを見守る | 結果を待つとき |
次に読みたいフレーズ
あわせて覚えておくと、会話の幅が広がるフレーズはこちらです。
使い方のポイント・注意点
- 「Let nature take its course.」は、命令形のまま単独で使えます。
- 「should」を前に付けると、「任せるべきだ」と助言の形になります。
- 深刻な病気や怪我の場面では、冷たく聞こえることもあるので注意しましょう。
まとめ:「Let nature take its course」の意味
「Let nature take its course」は、自然の成り行きに任せるという意味のイディオムでした。気負いすぎている人に、ぜひ使ってみてください。
ほかの定番フレーズも、まとめて確認したい方はこちらもどうぞ。
次のステップ:表現を「使える」英語にするには
イディオムは、意味を知るほど「使いどころが難しい」と感じる表現でもあります。
知識として分かっていても、会話の流れの中で自然に挟むには、もう一歩のコツが要ります。
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