このブログの記事は以下の枠組みでいろいろな英語フレーズをご紹介しています。
◆意味:解説を丁寧に加えていきます
◆例文:会話・文章での使い方をご紹介します
◆ニュアンス:フォーマル/カジュアル・口語/書き言葉などの違いも紹介します
◆起源:フレーズの語源や歴史的背景が分かる場合には追加いたします
◆使用地域:アメリカ英語/イギリス英語/その他の国や地域の使用頻度などもご説明します
◆関連表現:同じ意味の別の言い方や類義語も参考にしてください
記事の信憑性
目次
本日のフレーズ
本日は「camera shy」についてご説明します。
意味
“camera shy”は直訳すると「カメラに対して恥ずかしがり屋」ですが、実際には:
写真やビデオを撮られるのを恥ずかしがる、嫌がる
人前でカメラに向かうことに抵抗がある
日本語でいう「カメラが苦手」「写真写りを気にして嫌がる」に近いです。
例文
日常会話では:
She’s so camera shy that she always hides when someone pulls out a phone.
「彼女はカメラが苦手で、誰かがスマホを出すといつも隠れてしまう。」
Don’t be camera shy! You look great.
「カメラを恥ずかしがらないで!すごく素敵に写るよ。」
ビジネス・SNSでは:
The CEO used to be camera shy, but now he’s comfortable speaking on video.
「CEOは以前はカメラ嫌いだったが、今では動画で話すことに慣れている。」
ニュアンス
ネガティブな表現ではなく、かわいらしい・人間らしい弱点として使われることも多い。
写真・ビデオに限らず、人前に出るのを恥ずかしがるニュアンスも含む。
カジュアル会話でよく使われ、自己紹介やSNS投稿でもよく見かけます。
起源
shy = 恥ずかしがり屋、内気
そこに camera が付いて、「カメラの前で内気」という比喩的な表現に。
20世紀初頭から使われ、写真文化の普及とともに一般化しました。
使用地域
アメリカ英語・イギリス英語ともに一般的です。
特にSNSや日常会話でよく使われる現代的な言い回しになります。
関連表現
photophobic(直訳:光嫌い → 写真嫌い、ただし医学的な意味もあります)
stage fright(人前で話す恐怖/あがり症)
self-conscious(人前で意識しすぎる → カメラ前で恥ずかしい時にも使えます)
写真写りが悪い
代表的な言い方
1. I’m not photogenic.
一番よく使われる表現。
「フォトジェニックじゃない → 写真写りが良くない」となります。
I’m not very photogenic.
「私ってあまり写真写りが良くないんだ。」
2. I don’t photograph well.
ネイティブが自然によく使う言い方。
「写真に撮られると良く見えない」ニュアンス。
I don’t photograph well, but I look better in person.
「写真写りは悪いけど、実際の方がいいよ。」
3. I always look bad in photos.
カジュアルでシンプルな言い方。
I always look bad in photos.
「写真写りがいつも悪いんだよね。」
“camera shy” と “not photogenic”
“camera shy” と “not photogenic”の違いについて:
camera shy
カメラに向けられるのが恥ずかしい・苦手
撮られること自体に抵抗がある、になります。
性格や態度を表します。「撮影されると照れる」「隠れる」など行動に出てしまう。
例文
She’s camera shy and avoids being photographed.
「彼女はカメラが苦手で、写真を撮られるのを避ける。」
撮影される行為自体が嫌/照れくさい → camera shy
not photogenic
実際は悪くないけど、写真に写ると良く見えない
写真写りが悪い
外見が写真にどう写るかを表す表現です。
「撮られるのは平気だけど、出来上がりの写真が気に入らない」
例文
I’m not photogenic. I always look worse in photos than in real life.
「私は写真写りが悪いんだ。実物より写真の方が悪く見える。」
写真の出来栄えが悪い/写りが良くない → not photogenic
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簡単に概要をご説明します。
脳には言語学習に必要な2重螺旋が存在する:
①宣言的知識:言葉で内容を説明できるもの(形式知・現在知)
三単現のsが、明らかに言葉で説明できる宣言的知識。つまり、覚えて口で説明する出来ると言うことですね
②手続き的知識:言葉では説明できないが確かに脳内にあるもの(暗黙知・潜在知)
連続的なアウトプットが相当なスピードで要求される状況では宣言的知識では間に合わないことがこの知識で可能となります。パッと口をついて出る、すっと頭に入ってきて理解できるとう言うことです!
もう少し知りたい方は以下の記事をご参照ください:
関連記事英語スピーキングについて知っておくと無駄な努力をしなくて済むと言う件
まとめ
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本日は以上です。