このブログの記事は以下の枠組みでいろいろな英語フレーズをご紹介しています。
◆意味:解説を丁寧に加えていきます
◆例文:会話・文章での使い方をご紹介します
◆ニュアンス:フォーマル/カジュアル・口語/書き言葉などの違いも紹介します
◆起源:フレーズの語源や歴史的背景が分かる場合には追加いたします
◆使用地域:アメリカ英語/イギリス英語/その他の国や地域の使用頻度などもご説明します
◆関連表現:同じ意味の別の言い方や類義語も参考にしてください
記事の信憑性
目次
本日のフレーズ
本日は「Instagrammable」についてご説明します。
意味
“Instagrammable(インスタグラマブル)”は SNS(Instagram)発の新しい形容詞で、
インスタに投稿したくなるほど見栄えが良い、おしゃれ、映える
写真映えする、SNS映えする
日本語の 「映える(バエる)」 に一番近い表現です。
例文
日常会話では:
This café is so Instagrammable. Every corner looks perfect for a photo.
「このカフェめっちゃ映える。どこを撮っても完璧だよ。」
The sunset here is totally Instagrammable.
「ここの夕日、本当にインスタ映えするね。」
ビジネス・マーケティングでは:
We need to make our products more Instagrammable to attract younger customers.
「若い顧客を引きつけるために、商品をもっとインスタ映えするようにしないと。」
ニュアンス
カジュアル・トレンディな言葉
若者やSNSマーケティングの文脈でよく使われる
褒め言葉として「見た目が最高!」という意味合いで使う
起源
Instagram(2010年リリース)に由来します。
「〜できる」「〜に適している」という意味の接尾辞 -able をつけて
→ Instagram + able → Instagrammableとなります。
2010年代半ばから急速に普及し、2018年には Collins English Dictionary の「Word of the Year」にノミネートされるほど人気に。
使用地域
アメリカ英語・イギリス英語ともに使用
世界的にInstagram文化が広がったため、国際的にも理解される表現です。
関連表現
picture-perfect → 写真のように美しい
photogenic → 写真写りが良い(人・モノ両方OK)
aesthetic(スラング的に) → おしゃれ、センスがいい
share-worthy → SNSでシェアしたくなる
“Instagrammable” と “photogenic” の違い
“Instagrammable” と “photogenic” の違い
意味の違いは:
photogenic → 写真に写ると良く見える(人やモノ両方OKだが「人物」によく使う)
Instagrammable → インスタにアップしたくなるほど映える(主にモノ・場所・料理など)
会話例で比較します:
人物に対して
A: Wow, she looks amazing in every photo.
「わぁ、彼女ってどの写真でもすごく素敵だね。」
B: Yeah, she’s really photogenic.
「そうそう、本当に写真写りがいいんだよ。」
”photogenic”は「人」に対して自然に使える。
”Instagrammable”を人に直接使うと不自然。
物や場所に対して
A: This café has neon lights and colorful drinks.
「このカフェ、ネオンライトとカラフルなドリンクがあるよ。」
B: Totally Instagrammable!
「完全にインスタ映えするね!」
”Instagrammable”は「物・場所」に向いている。
”photogenic café”とも言えるが、少しフォーマルで文学的な響きになる。
比較シーン
A: Do you think this outfit is photogenic?
「この服、写真写りいいかな?」
「写真に撮ったときにどう見えるか」を意識してます。
B: Definitely Instagrammable! Everyone will want to post it.
「間違いなくインスタ映えだよ!みんなが投稿したくなるよ。」
「SNSで映える/シェアしたくなる」という意味合いです。
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簡単に概要をご説明します。
脳には言語学習に必要な2重螺旋が存在する:
①宣言的知識:言葉で内容を説明できるもの(形式知・現在知)
三単現のsが、明らかに言葉で説明できる宣言的知識。つまり、覚えて口で説明する出来ると言うことですね
②手続き的知識:言葉では説明できないが確かに脳内にあるもの(暗黙知・潜在知)
連続的なアウトプットが相当なスピードで要求される状況では宣言的知識では間に合わないことがこの知識で可能となります。パッと口をついて出る、すっと頭に入ってきて理解できるとう言うことです!
もう少し知りたい方は以下の記事をご参照ください:
関連記事英語スピーキングについて知っておくと無駄な努力をしなくて済むと言う件
まとめ
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本日は以上です。