この記事の要約(Key Takeaways)
- 会話例:職場・友人・SNS・恋愛・ファッションの5場面で、意見が通らない状況の言い方を確認できます。
- 違い:「have a say」「have no voice」との関係を整理します。
- 別表現:「have no influence」など、近い言い回しも紹介します。
勝手に決められてしまった。自分の意見は、聞かれもしなかった。——そんなモヤモヤを、英語でどう言いますか。
この記事では、「have no say」の意味と使い方を、通訳者の目線で解説します。
「have no say」の基本的な意味
「have no say」は、発言権がない、決定に関与できないという意味です。
ポイントは、名詞の「say」です。「言う」だけでなく、発言権、意見を述べる権利という意味があります。「have a say(発言権がある)」の反対表現として、自然に定着しました。
どんな場面で使うのか
- 会社の決定に、意見を言う機会がなかったとき
- 家族や周りの決定に、口出しできなかったとき
- 意見を言っても、反映されない立場を説明するとき
例えば、I had no say in the matter.(その件について私は何の発言権もなかったのです)のように使います。
会話例5選

職場で
A:Why did they close the branch?
なぜ支店を閉鎖したの?
B:I don’t know. We had no say in the decision.
分からない。私たちに発言権はなかったの。
A:That must be frustrating.
それは悔しいね。
B:Yeah, but that’s how it goes.
うん、でも仕方ないよね。
友人と
A:Are you moving to a new city?
新しい街に引っ越すの?
B:My parents decided. I had no say in the matter.
親が決めたの。私には何の発言権もなかった。
A:Did you tell them how you feel?
気持ちは伝えた?
B:I tried, but they didn’t listen.
伝えたけど、聞いてくれなかった。
SNSで
A:The app changed its design again.
アプリがまたデザインを変えたよ。
B:Users have no say in it.
ユーザーに発言権はないんだよね。
A:I posted a complaint.
苦情を投稿したよ。
B:Let’s see if they respond.
反応があるか見てみよう。
恋愛で
A:Why did you pick that restaurant?
どうしてあのレストランにしたの?
B:Did you want a say?
意見を言いたかった?
A:Sometimes I feel I have no say.
たまに自分に発言権がない気がするの。
B:I’m sorry. From now on, you choose.
ごめん。これからは君が選んで。
ファッションで
A:The school decided on the new uniforms.
学校が新しい制服を決めたよ。
B:Students had no say in the design.
生徒はデザインに口出しできなかったんだね。
A:They look so plain.
すごく地味だよね。
B:At least the colors are okay.
せめて色はまあまあだけど。
通訳者が教えるニュアンスの深掘り
「have no say」は、フォーマルにもカジュアルにも使えます。ただし、やや不満や無力感を伴うことが多い表現です。通訳では、「口を挟めない」「蚊帳の外」と訳すと、気持ちが伝わる場面もあります。アメリカ英語でもイギリス英語でも通じ、地域差はほとんどありません。
| 表現 | ニュアンス | 使いどころ |
|---|---|---|
| have no say | 発言権がない | 決定に関われないとき |
| be left out of the decision | 決定から外される | 話し合いに呼ばれなかったとき |
| have no influence | 影響力がない | 意見が反映されないとき |
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使い方のポイント・注意点
- 「have no say in + 名詞」の形で、何について発言権がないかを続けます。
- 反対の「have a say」は、発言権があるという前向きな意味になります。
- 「Did you want a say?」のように、疑問文でも自然に使えます。
まとめ:「have no say」の意味
「have no say」は、意見を言う余地がない立場を、シンプルに伝える表現です。決定に関われなかったとき、ぜひ使ってみてください。
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