目次
この記事の要約(Key Takeaways)
- 「命がかかっている・危険にさらされている」を表す表現です。
- on the line は「線の上」ではありません。「危機に瀕している」の意味です。
- 言い換えはat stake/in jeopardyなどがあります。
「your life is on the line」を「命が線の上に?」と訳すと意味が通りません。これは「命がかかっている・危険にさらされている」という意味の表現。on the line が「危機に瀕している」を表すのがポイントです。意味・場面・会話例・似た表現との違いまで解説します。
「your life is on the line」の基本的な意味
on the line は「線の上」ではなく、「危険にさらされている・かかっている」という意味の慣用表現です。your life is on the line なら「命がかかっている・命が危ない」。文字どおりの命の危険だけでなく、比喩的に評判・キャリア・お金など「失うと大きい大切なもの」が危機にある、という場面にも使えます。at stake とほぼ同義です。
どんな場面で使うのか
実際に命の危険がある状況を語るときのほか、「評判がかかっている」「キャリアがかかっている」など、大切なものが危機にさらされている場面で比喩的に使います。緊迫感を伝える表現なので、真剣さや切迫感を強調したいときにぴったり。ニュースや映画のセリフでもよく登場します。
会話例5選

① 危険
A: Isn’t that job dangerous?
B: Yeah, your life is on the line every day.
(A: その仕事、危険じゃない? B: うん、毎日命がかかってるよ)
② 評判
A: Why are you so stressed about this project?
B: My reputation is on the line.
(A: なんでこのプロジェクトでそんなに参ってるの? B: 評判がかかってるんだ)
③ 仕事
A: He seems really tense.
B: His whole career is on the line.
(A: 彼、すごく緊張してるね B: キャリア全体がかかってるからね)
④ 勝負
A: How important is tonight’s match?
B: Everything is on the line.
(A: 今夜の試合ってどれくらい大事なの? B: すべてがかかってるよ)
⑤ 警告
A: Can’t we just rush it?
B: Be careful—lives are on the line.
(A: 急いでやっちゃえば? B: 気をつけて、人命がかかってるんだ)
通訳者が教えるニュアンスの深掘り
「危機にさらされている」系の表現と並べると、on the line の使いどころが見えてきます。
| 表現 | ニュアンス | 使いどころ |
|---|---|---|
| On the line | 危険にさらされている・かかっている | 大事なものが危機に |
| At stake | (賭けられて)かかっている | 結果に懸かる重要なもの |
| In jeopardy | 危機に瀕して | 危険な状態 |
| Hang in the balance | どうなるか分からない | 命運がかかった状態 |
次に読みたいフレーズ
「危機を脱して・峠を越えて」を表す表現も、あわせて覚えておくと「危機・安否」の語彙が広がります。
使い方のポイント・注意点
- on the line は「線の上」ではなく「危険にさらされている・かかっている」です。
- your life is on the line で「命がかかっている」を表します。
- 命だけでなく、評判・キャリア・お金などにも使えます。
- at stake とほぼ同義です。
まとめ:「your life is on the line」の意味
「your life is on the line」は、「命がかかっている・危険にさらされている」を表す表現です。on the line を「線の上」と直訳しないのがポイント。at stake や in jeopardy とセットで覚えておくと、「危機」の度合いを的確に表現できます。
次のステップ:表現を「使える」英語にするには
この表現も、「意味を知る」と「会話でとっさに使える」とのあいだには、実は大きな差があります。
なぜ「知っているのに口から出てこない」のか——10年間プロ通訳をしてきた経験から、その理由を5つの特徴にまとめました。

