この記事の要約(Key Takeaways)
- 会話例:職場、友人、SNS、恋愛、ファッションの5場面で使い方を紹介します
- 違い:「call it a day」は今日の分を切り上げる、「call it quits」はやめる・手を引く、というニュアンスです
- 別表現:「call it a night」「wrap up」「knock off」も一緒に押さえます
仕事や作業が長引いて、「今日はもうここまでにしよう」と切り上げたい。そんなときに英語でよく使われるのが、call it a dayです。この記事では、意味とニュアンス、使える場面を通訳者の目線で整理します。
「call it a day」の基本的な意味
直訳は「それを一日と呼ぶ」で、実際には「今日はここまでにする」「切り上げる」という意味です。仕事や勉強などの作業を、十分やった、または疲れたという理由で終えるときに使います。続きは明日、という含みもよくあります。スラングではなくイディオムで、日常会話から、ややカジュアルなビジネスの場面まで使えます。
元になったのは、「call it half a day」という言い方で、1838年の用例が知られています。仕事を途中で切り上げた日を「半日分」として数える、という意味でした。20世紀の初めごろには、今の形で使われるようになったとされます。
どんな場面で使うのか
終業時刻が近い職場、長時間の作業や勉強の終わり、ハイキングや買い物の切り上げなど、「そろそろ終わりにしよう」と言いたい場面で使います。仕事以外にも使えます。「Let’s call it a day.」と誘う形のほか、「I’m going to call it a day.」と自分の切り上げを伝える形が定番です。
会話例5選

① 職場
It’s almost six. Let’s call it a day.
もうすぐ6時だ。今日はここまでにしよう。
② 友人
We’ve been hiking for hours. Should we call it a day?
何時間も歩いたね。今日はここまでにする?
③ SNS
Long day. Time to call it a night and get some sleep.
長い一日だった。そろそろ切り上げて寝よう。
④ 恋愛
We’ve talked this through enough. Let’s call it a day and talk tomorrow.
もう十分話したよね。今日はここまでにして、明日また話そう。
⑤ ファッション
We’ve tried on enough dresses. Let’s call it a day and decide tomorrow.
ドレスは十分試着したね。今日はここまでにして、決めるのは明日にしよう。
通訳者が教えるニュアンスの深掘り
似た表現との違いを表にまとめました。「何を、どこまで終えるのか」が、使い分けのポイントです。
| 表現 | ニュアンス | 向いている場面 |
|---|---|---|
| call it a day | 今日の作業をここまでにする(続きは明日のこともある) | 仕事・勉強・作業の切り上げ |
| call it a night | 夜の活動を切り上げる | パーティーや飲み会のあと |
| call it quits | やめる・手を引く(完全にやめることもある) | 関係や活動を終えるとき |
| wrap up | 仕上げて終える | 作業をきちんと終えるとき |
| knock off | 仕事を終える(イギリス英語で多い) | 終業の場面 |
次に読みたいフレーズ
「終わりにしよう」を表す別の言い方として、仕上げを意味する表現もあわせて覚えておくと便利です。
使い方のポイント・注意点
- 目的語は付けず、「call it a day」だけで使います
- 「Let’s call it a day.」は誘い、「I’m going to call it a day.」は宣言、「Why don’t you call it a day?」は提案になります
- 夜の遊びや会食の切り上げには、「call it a night」を使います
- 文脈によっては、仕事や活動から完全に退く(引退する)という意味にもなります
- 非常にかしこまった書面や公式なスピーチでは、避けた方が無難です
まとめ:「call it a day」の意味
call it a dayは、今日の作業や活動をここまでにして切り上げることを表す言い方です。「Let’s call it a day.」の一言を、終業時刻や作業の区切りで使ってみてください。
次のステップ:表現を「使える」英語にするには
この表現も、「意味を知る」と「会話でとっさに使える」とのあいだには、実は大きな差があります。
「知っているのに口から出てこない」を抜け出すために、知識を声に出す練習へ変える4つのステップをまとめました。

