このブログの記事は以下の枠組みでいろいろな英語フレーズをご紹介しています。
◆意味:解説を丁寧に加えていきます
◆例文:会話・文章での使い方をご紹介します
◆ニュアンス:フォーマル/カジュアル・口語/書き言葉などの違いも紹介します
◆起源:フレーズの語源や歴史的背景が分かる場合には追加いたします
◆使用地域:アメリカ英語/イギリス英語/その他の国や地域の使用頻度などもご説明します
◆関連表現:同じ意味の別の言い方や類義語も参考にしてください
記事の信憑性
本日のフレーズ
本日は「crib from」についてご説明します。
意味
“crib from”は:
「〜をカンニングする」「〜を盗用する」「〜を真似する」という意味です。
特に試験で他人の答案を写すことや、文章・アイデアを盗用することを指します。日本語では「カンニングする」「パクる」に近い表現です。
例文
“He cribbed from his classmate’s paper during the exam.”
(彼は試験中にクラスメートの答案をカンニングしました。)
“Some parts of the article were cribbed from another writer’s work.”
(その記事の一部は別の作家の作品から盗用されていました。)
“Don’t crib from the internet—write your own essay.”
(ネットからパクらないで、自分でエッセイを書きなさい。)
ニュアンス
カジュアルでややくだけた言い方です。
主に日常会話や教育の場面で「カンニング」や「盗用」を非難するときに使われます。
フォーマルな文書では plagiarize や copy が一般的です。
起源
crib はもともと「ゆりかご」「小屋」という意味でした。
17世紀頃からスラングで「盗む」「カンニングする」という意味でも使われるようになりました。
「crib sheet(カンニングペーパー)」という表現もここから派生しています。
使用地域
アメリカ英語・イギリス英語の両方で使われます。
ただしイギリス英語では「crib sheet = カンニングペーパー」という表現が特によく知られています。
関連表現
copy from(〜から写す)
plagiarize(盗用する/フォーマル)
cheat(不正をする/幅広い意味での「カンニング」)
rip off(盗む・パクる/スラング)
crib sheet(カンニングペーパー)
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簡単に概要をご説明します。
脳には言語学習に必要な2重螺旋が存在する:
①宣言的知識:言葉で内容を説明できるもの(形式知・現在知)
三単現のsが、明らかに言葉で説明できる宣言的知識。つまり、覚えて口で説明する出来ると言うことですね
②手続き的知識:言葉では説明できないが確かに脳内にあるもの(暗黙知・潜在知)
連続的なアウトプットが相当なスピードで要求される状況では宣言的知識では間に合わないことがこの知識で可能となります。パッと口をついて出る、すっと頭に入ってきて理解できるとう言うことです!
もう少し知りたい方は以下の記事をご参照ください:
関連記事英語スピーキングについて知っておくと無駄な努力をしなくて済むと言う件
まとめ
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本日は以上です。