目次
この記事の要約(Key Takeaways)
- 「善人気取り・お節介な慈善家」を表す、やや皮肉を含んだ英語表現です。
- He’s such a do-gooder. の形で「彼は善人ぶりが強い」と言えます。
- 言い換えはbusybody/bleeding heartなどがあります。
「良いことをしてるつもりだけど、ちょっとお節介…」——そんな人を、英語では「do-gooder」と言います。善行そのものより、独善的・偽善的なニュアンスがにじむ表現です。意味・場面・会話例・似た表現との違いまで解説します。
「do-gooder」の基本的な意味
do-gooder は「良いことをしようとする人」ですが、実際にはやや皮肉を込めて使われることが多い言葉です。「善人気取り・お節介な慈善家・独善的に正しさを押しつける人」といったニュアンス。本気で称賛したいときは philanthropist(慈善家)などを使い、do-gooder は「善意が空回りしている感じ」を表すのが一般的です。
どんな場面で使うのか
「善意なんだけど、ちょっとやりすぎ・お節介」という人を軽く評するときに使います。職場で勝手に仕切る人、SNSで善行をアピールする人などが典型。強い非難ではなく、苦笑まじりのトーンで使われることが多い表現です。
会話例5選

① 職場
A: Some do-gooder reorganized everyone’s desks again.
B: I know—nobody even asked.
(A: 例の善人気取りがまたみんなの机を勝手に整理したよ B: だよね、誰も頼んでないのに)
② 友人
A: He’s such a do-gooder, always lecturing us about recycling.
B: Right? We get it already.
(A: 彼って善人ぶりが強くて、いつもリサイクルの説教してくる B: ね、もう分かったってば)
③ SNS
A: Some do-gooders post their charity work just for likes.
B: Sadly, that happens a lot.
(A: 一部の善人気取りは「いいね」目当てで慈善活動を投稿するよね B: 残念だけど、よくあるね)
④ 家庭
A: Stop being a do-gooder and let her handle it herself.
B: Fine, I’ll back off.
(A: お節介な善人ぶるのやめて、彼女自身にやらせなよ B: 分かった、口出ししないよ)
⑤ 地域
A: A local do-gooder started a neighborhood cleanup.
B: Well, at least it helps.
(A: 地元の善行家が地域の清掃活動を始めたんだ B: まあ、役には立ってるよね)
通訳者が教えるニュアンスの深掘り
「善行をする人」まわりの語と並べると、do-gooder の皮肉っぽさが際立ちます。
| 表現 | ニュアンス | 使いどころ |
|---|---|---|
| Do-gooder | 善人気取り・お節介(やや皮肉) | 独善的に善行をする人 |
| Philanthropist | 慈善家(中立〜好意的) | 本格的に寄付・支援する人 |
| Bleeding heart | 情に厚すぎる人(皮肉) | 同情心が過剰な人 |
| Busybody | お節介焼き | 他人に干渉したがる人 |
次に読みたいフレーズ
他人のことに首を突っ込む「おせっかいで噂好きな人」を表す表現も、あわせて覚えておくと人物描写の幅が広がります。
使い方のポイント・注意点
- do-gooder はしばしば軽い皮肉(独善的・偽善的なニュアンス)を含みます。
- 純粋に称賛したいときは philanthropist や volunteer を使いましょう。
- 「善意が空回りしている」感じを表すのが典型的な使い方です。
- 文脈によっては中立的に「善行家」の意味でも使えます。
まとめ:「do-gooder」の意味
「do-gooder」は、「善人気取り・お節介な慈善家」を表す、やや皮肉のこもった表現です。善意そのものより「やりすぎ・独善的」というニュアンスがポイント。人物を軽く評するときにさらりと使えると、英語の表現力がぐっと上がります。
次のステップ:表現を「使える」英語にするには
この表現も、「意味を知る」と「会話でとっさに使える」とのあいだには、実は大きな差があります。
なぜ「知っているのに口から出てこない」のか——10年間プロ通訳をしてきた経験から、その理由を5つの特徴にまとめました。

