お願いしたことをなかなか聞いてもらえず、思わず「頼むよもう!」と言いたくなる瞬間、ありますよね。そんなときネイティブがよく使うのが「I ask you!」という表現です。
この記事の要約
- 「I ask you!」は「頼むよ!」「お願いだから!」というあきれ・懇願のニュアンスを持つ口語表現
- 相手に何度も同じことを言わせられたときの「もう勘弁して」という気持ちも含む
- 「Come on!」「Seriously?」など似た表現との違いも解説
単なるお願いというより、少し呆れや苛立ちを込めた「頼むから」というニュアンスがポイントです。
「I ask you!」の基本的な意味
「I ask you!」を直訳すると「あなたに尋ねます」ですが、実際の会話では疑問文ではなく感嘆文として使われ、「頼むよもう!」「勘弁してよ!」という、あきれや懇願の気持ちを表す表現になります。
相手の行動や言い分に対して「本当にもう…」という気持ちを込めて使う、やや古風でユーモラスな響きを持つフレーズです。
どんな場面で使うのか
同じ注意を何度もしなければならないとき、相手が約束を破ったとき、あるいは信じられないような話を聞いたときなど、「もう勘弁してよ」という気持ちを込めて使われます。友人同士のカジュアルな会話でよく登場する表現です。
会話例5選

職場で
A: You forgot the report again?
また報告書忘れたの?
B: I know, I know… I ask you!
わかってる、わかってるって…もう頼むよ!
友人と
A: I’m running late again, sorry!
また遅刻しそう、ごめん!
B: I ask you, this is the third time this week.
頼むよもう、今週これで3回目だよ。
SNSで
A: He canceled on me again.
また彼にドタキャンされた。
B: I ask you! Why do you keep giving him chances?
頼むよもう!なんでそんなにチャンスあげ続けるの?
恋愛の場面で
A: I forgot our anniversary…
記念日忘れてた…
B: I ask you! How could you forget that?
頼むよもう!どうして忘れられるの?
家族との会話で
A: I left my keys inside again.
また鍵を家に置き忘れた。
B: I ask you, that’s the second time today!
頼むよもう、今日でこれ2回目だよ!
通訳者が教えるニュアンスの深掘り
「I ask you!」は怒りというより「あきれ」や「困った」というニュアンスが強い表現です。似た表現との違いを見ていきましょう。
| 表現 | ニュアンス |
| I ask you! | あきれ・懇願を込めた「頼むよもう」。やや古風でユーモラス |
| Come on! | もっとカジュアルで幅広い場面に使える「勘弁してよ」 |
| Seriously? | 驚きや不満を表す、より直接的な言い方 |
次に読みたいフレーズ
相手に対してやや強く気持ちをぶつける口語表現として、「So what?」も合わせて読んでおくと、感情を込めた会話表現の幅が広がります。
使い方のポイント・注意点
- 怒りよりも「あきれ」「困惑」のニュアンスが強い
- 親しい相手に使うカジュアルな表現。初対面やフォーマルな場では避ける
- 単独でも「I ask you, …」と文を続けても使える
まとめ:「I ask you!」の意味
「I ask you!」は「頼むよもう!」というあきれや懇願の気持ちを表す口語表現です。親しい相手との会話で、感情豊かに気持ちを伝えたいときにぜひ使ってみてください。
次のステップ:表現を「使える」英語にするには
この表現も、「意味を知る」と「会話でとっさに使える」とのあいだには、実は大きな差があります。
なぜ「知っているのに口から出てこない」のか——10年間プロ通訳をしてきた経験から、その理由を5つの特徴にまとめました。

