目次
この記事の要約(Key Takeaways)
- “May I put you on hold, please?” は電話応対で「少々お待ちいただけますか?(保留にしてよろしいですか?)」を意味する丁寧なビジネス表現だ。
- 顧客対応・社内取り次ぎ・確認作業が必要なシーンなど幅広い電話応対で使われる。“May I put you on hold?”・”Could you hold for a moment?”・”Please hold while I transfer your call.” など記事の会話例で実際の使い方が確認できる。
- “Can I put you on hold?” との丁寧さの違い、保留後の一言など電話応対をスムーズにするフレーズもセットで覚えておくのがポイントだ。
英語の電話応対で一番困る瞬間のひとつが「ちょっと待ってもらいたい」という場面だ。日本語では「少々お待ちください」で済むが、英語ではどう言えば丁寧に伝わるのか。ネイティブが実際に使う表現が “May I put you on hold, please?” だ。
「May I put you on hold, please?」の基本的な意味
結論から言うと、“May I put you on hold, please?” は「保留にしてよろしいですか?/少々お待ちいただけますか?」を意味するビジネス電話の定番フレーズだ。
“put ~ on hold” は「〜を保留状態にする」という意味で、電話を保留にする動作をそのまま表している。”May I ~?” という形にすることで相手への配慮が伝わる、丁寧な依頼表現になる。コールセンター・オフィス・ホテルなど英語圏のあらゆるビジネス電話応対で日常的に使われるフレーズだ。
どんな場面で使うのか
電話対応中に相手を待たせる必要が生じたとき全般に使える。主な場面はこちら:
- 担当者に取り次ぐとき:電話を別の担当者に転送する前に保留をお願いするとき
- 情報を確認するとき:在庫・予約状況・顧客情報などを調べる間に待ってもらうとき
- 上司や同僚に確認が必要なとき:即答できない質問に対して社内確認が必要なとき
- 別の電話が入っているとき:2回線同時にかかってきて一方を保留にするとき
会話例5選
① コールセンターで担当者に取り次ぐ
Staff: Thank you for calling. May I put you on hold, please? I’ll transfer you to the right department.
(お電話ありがとうございます。少々お待ちいただけますか?担当部署におつなぎします。)
Customer: Sure, go ahead.
(はい、どうぞ。)
② 在庫確認のために待ってもらう
Staff: I need to check our stock. May I put you on hold for a moment?
(在庫を確認いたします。少々お待ちいただけますか?)
Customer: Of course.
(もちろんです。)
③ 保留後に戻ってきたとき
Staff: May I put you on hold, please? I’ll be right back.
(少々お待ちいただけますか?すぐ戻ります。)
— (数分後)—
Staff: Thank you for holding. I have the information you need.
(お待たせしました。ご確認の情報が取れました。)
④ 別の電話が入っているとき
Staff: I’m sorry, I have another call coming in. Could you hold for a moment, please?
(申し訳ございません、別のお電話が入っております。少々お待ちいただけますか?)
Customer: No problem.
(大丈夫ですよ。)
⑤ 上司への確認が必要なとき
Staff: That’s a great question. May I put you on hold while I check with my manager?
(よいご質問です。上長に確認いたしますので少々お待ちいただけますか?)
Customer: Sure, take your time.
(はい、どうぞ。)
通訳者が教えるニュアンスの深掘り
似た表現との違いを整理しておこう。
| 表現 | 丁寧さ | ニュアンス・使いどころ |
| May I put you on hold, please? | ◎ 非常に丁寧 | ビジネス電話の標準表現。顧客対応・正式な場面に最適。 |
| Can I put you on hold? | ○ 丁寧 | カジュアルなオフィス内や社内通話向け。May I より少しラフ。 |
| Could you hold for a moment? | ◎ 丁寧 | 「少し待ってもらえますか?」。保留ボタンを押さない短い待ちにも使える。 |
| Please hold. | △ 普通 | 短くシンプル。自動音声・急いでいるときに使われるが、対人では少し素っ気ない印象になることも。 |
| Hold on a second. | △ カジュアル | 友人・同僚向けのカジュアルな表現。顧客対応には不向き。 |
ポイントは相手が顧客かどうかで表現を使い分けること。顧客には “May I put you on hold, please?” が鉄板だ。
同じくビジネスシーンで使えるネイティブ表現です。合わせて覚えましょう。
使い方のポイント・注意点
- 保留前に理由を一言添える:「確認します」「転送します」など理由を添えると相手への配慮が伝わる。例:May I put you on hold while I check on that?
- 保留が長引くときは時間の目安を伝える:It should only take a minute.(1分ほどで戻ります)など一言添えると親切だ。
- 保留後は必ずお礼を言う:Thank you for holding. または Thank you for your patience. で戻ったことを知らせる。
- “Hold on.” だけは顧客に使わない:友達・同僚向けのカジュアルな表現なので、ビジネス電話では避ける。
- 相手の同意を確認する:一方的に保留にせず、”May I put you on hold?” と許可を求めるのがプロの対応だ。
まとめ:「May I put you on hold, please?」の意味
“May I put you on hold, please?” は電話応対で「保留にしてよろしいですか?」を伝えるビジネス英語の定番フレーズだ。”May I ~?” という丁寧な形が相手への配慮を示し、顧客対応に最適。保留前の理由説明・保留後の “Thank you for holding.” とセットで使いこなせると、英語の電話応対がぐっとスムーズになる。
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