目次
この記事の要約(Key Takeaways)
- “go belly-up” は「倒産する・失敗に終わる・ダメになる」を意味する口語表現で、魚が死んだときにお腹を上にして浮かぶ姿が語源だ。
- 企業の倒産・プロジェクトの失敗・計画が崩れる場面など幅広く使われる。“The company went belly-up.”・”The deal went belly-up.”・”The whole plan went belly-up.” など記事の会話例で実際の使い方が確認できる。
- ビジネスだけでなく日常の計画や物事が「完全にダメになった」という場面にも使えるのがポイントだ。
「あの会社、倒産したんだって」を英語で言いたいとき、”went bankrupt” 以外にもネイティブらしい表現がある。それが “go belly-up” だ。魚のお腹から来たユニークな語源を持つこの表現を解説する。
「go belly-up」の基本的な意味
結論から言うと、“go belly-up” は「倒産する・完全に失敗する・ダメになる」を意味するイディオムだ。
語源は魚が死ぬとお腹(belly)を上に向けて水面に浮かぶ姿から来ている。そこから転じて「完全にやられた・機能しなくなった」という意味で使われるようになった。企業の倒産が最も一般的な使い方だが、プロジェクト・計画・関係など広く「完全に崩壊した」場面に使える。
どんな場面で使うのか
- 企業・店舗の倒産・閉業:経営が立ち行かなくなって倒産・閉店したとき
- プロジェクト・計画の失敗:進めていた計画が完全に頓挫したとき
- 取引・交渉の決裂:うまくいきそうだったディールが崩れたとき
- 機械・システムの完全な故障:機能が完全に停止したとき(カジュアルな表現として)
会話例5選
① 企業の倒産ニュースを話すとき
Tom: Did you hear about that startup downtown?
(市内のあのスタートアップのこと聞いた?)
Hiro: Yeah, they went belly-up last month. Such a shame.
(うん、先月倒産したんだよね。残念だよ。)
② 取引が破談になったとき
Kate: How did the merger go?
(合併の話、どうなった?)
Hiro: It went belly-up at the last minute. The investors pulled out.
(土壇場で破談になったよ。投資家が引いちゃって。)
③ プロジェクトが失敗したとき
Sarah: Whatever happened to that new product launch?
(新製品のローンチ、結局どうなったの?)
Hiro: The whole thing went belly-up. We had to scrap it entirely.
(全部ダメになっちゃった。全部白紙に戻したよ。)
④ 馴染みの店が閉まったとき
Mia: That coffee shop we loved is gone now.
(私たちがよく行ってたカフェ、なくなっちゃったね。)
Tom: I know. They went belly-up during the slow season. Such a loss.
(そうだよね。閑散期に廃業したんだって。残念だよ。)
⑤ 計画が完全に崩れたとき
Hiro: How was the camping trip?
(キャンプ旅行どうだった?)
Friend: A disaster. Everything went belly-up — rain, broken gear, you name it.
(最悪だった。全部ダメになって、雨、装備の故障、もうなんでも。)
通訳者が教えるニュアンスの深掘り
「失敗・倒産」を表す似た表現と比較しておこう。
| 表現 | ニュアンス | フォーマル度 |
| go belly-up | 倒産する・完全にダメになる。口語的でインパクトがある表現。 | カジュアル |
| go bankrupt | 破産・倒産する。法的な意味合いも含む正式な表現。 | フォーマル〜標準 |
| go under | 沈む・倒産する。”go belly-up” と近いが少しシンプルな表現。 | カジュアル〜標準 |
| fold | (事業が)畳まれる・閉じる。倒産だけでなく自発的な撤退にも使う。 | 標準 |
| fall apart | 崩れ去る・ばらばらになる。企業だけでなく関係・計画にも広く使える。 | カジュアル〜標準 |
“go belly-up” のポイントは「完全に・取り返しのつかない形で」失敗したというニュアンス。部分的な失敗ではなく全滅・崩壊のイメージが強い。
同じくネイティブがよく使うイディオムです。合わせて覚えましょう。
使い方のポイント・注意点
- “went belly-up” が最もよく使う形:過去の出来事を話すときは “went belly-up” の過去形が定番。
- ビジネス以外でも使える:計画・旅行・機械など幅広い「完全な失敗」を表すカジュアルな表現として使える。
- フォーマルな場面では “go bankrupt” や “go under” の方が無難:新聞記事・ビジネス文書では “go belly-up” より “go bankrupt” が一般的。
- 語源を知っておくと記憶に残りやすい:死んだ魚がお腹を上にして浮かぶイメージを持っておくと忘れにくい。
まとめ:「go belly-up」の意味
“go belly-up” は「倒産する・完全に失敗する」を意味する口語イディオムだ。死んだ魚がお腹を上に浮かべる姿が語源で、企業の倒産からプロジェクトの頓挫まで幅広く使える。”went belly-up” の形で会話に取り入れると、ネイティブらしいリアルな表現力が身につく。
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