誰かの実力や価値を実際より低く見積もってしまう——そんな「みくびる」様子を表すのが「sell someone short」というイディオムです。
この記事の要約
- 「sell someone short」は「(人を)みくびる、過小評価する」という意味のイディオム
- 相手にも自分にも使える、幅広い過小評価の表現
- 「underestimate」など似た表現との違いも解説
株の空売り(short selling)から派生した、ビジネス由来のユニークな表現です。
「sell someone short」の基本的な意味
「sell short」はもともと株式市場で「実際の価値より安く売る」という意味の金融用語でした。そこから「sell someone short」で「(人を)実際の価値より低く評価する、みくびる」という意味のイディオムになりました。「Don’t sell yourself short.」なら「自分を過小評価しないで」という意味になります。
他人だけでなく、自分自身を過小評価する場面でもよく使われる表現です。
どんな場面で使うのか
誰かの実力を見誤っていたと気づいたとき、自分の能力に自信が持てない人を励ますとき、周りの評価が実力に見合っていないと感じるときなど、過小評価に関する場面で使われます。
会話例5選

職場で
A: I didn’t think she could handle this project.
彼女にこのプロジェクトは無理だと思ってたんだ。
B: You sold her short, she did an amazing job.
みくびってたね、彼女すごくいい仕事したよ。
友人と
A: I don’t think I’m good enough to apply.
応募するほどの実力ないと思うんだよね。
B: Don’t sell yourself short, you’re qualified.
自分をみくびらないで、十分資格あるよ。
SNSで
A: Everyone underestimated this small team.
みんなこの小さなチームをみくびってたよね。
B: They really sold them short.
本当にみくびってたよね。
恋愛の場面で
A: I never thought he’d plan something this thoughtful.
彼がこんなに心のこもった計画するとは思わなかった。
B: You sold him short, he’s full of surprises.
みくびってたね、彼はいつも驚かせてくれるよ。
家族との会話で
A: I didn’t think Grandma could still garden like this.
おばあちゃんがまだこんなにガーデニングできるとは思わなかった。
B: We definitely sold her short.
本当にみくびってたよね。
通訳者が教えるニュアンスの深掘り
「sell someone short」は自分にも他人にも使える表現です。似た表現との違いを見てみましょう。
| 表現 | ニュアンス |
| sell someone short | 「みくびる」という、価値を見誤ることを表す口語表現 |
| underestimate | より一般的でフォーマルな「過小評価する」という言い方 |
| not give someone credit | 「正当に評価しない」という、評価の不十分さを表す言い方 |
次に読みたいフレーズ
異なる意見を丁寧に伝える関連表現として、「I beg to differ」も合わせて読んでおくと、評価や意見を表す語彙の幅が広がります。
使い方のポイント・注意点
- 「sell + 人 + short」の形で使う
- 「sell yourself short」で自己評価の低さを表す
- 他人にも自分にも使える幅広い表現
まとめ:「sell someone short」の意味
「sell someone short」は「みくびる、過小評価する」という意味のイディオムです。誰かの実力を見誤っていたと気づいたときに、ぜひ使ってみてください。
次のステップ:表現を「使える」英語にするには
この表現も、「意味を知る」と「会話でとっさに使える」とのあいだには、実は大きな差があります。
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