この記事の要約(Key Takeaways)
- 会話例:「新しい仕事どう?」「みんな優しくて」→「That makes all the difference.(それ、大きいよね)」
- 違い:「make a difference」は「影響を与える」、「make all the difference」は「それが決め手・まるで違う」と一段強くなる
- 別表現:It makes a big difference. / That’s what matters. / It’s a game changer.
「新しい職場、どう?」と聞かれて「みんな優しくて」と答えたら、「That makes all the difference.」と返ってきた。あなたなら、どう受け取りますか。
直訳は「それがすべての違いを作る」。ここから、「それが決め手だよ」「それって大きいよね」という気持ちが伝わります。この記事では、通訳者の目線で、意味・使う場面・会話例5つ・似た表現との違いを、順番に整理します。
「That makes all the difference」の基本的な意味
土台になるのは、熟語の「make a difference」です。直訳は「違いを作る」。つまり、「影響を与える、効果がある」という意味になります。
ここに「all」を足した「make all the difference」は、「それが決め手になる、まるで違ってくる」。「大した違いじゃない」の反対で、「それこそが一番大事なところ」と強調する言い方です。主語のThatは、直前に話した内容を受けています。
どんな場面で使うのか
- 職場や住まいなど、環境の良し悪しが決め手だと伝えたいとき
- 小さな工夫が、結果を大きく変えたとき
- 誰かの一言や気づかいが、救いになったとき
友人どうしの会話でも、仕事の場でも使えます。かしこまりすぎず、カジュアルすぎない、ちょうどいい温度の表現です。
会話例5選

① 職場
A: How’s the new job treating you?
(新しい仕事どう?)
B: Good! People are nice.
(いいよ、みんな優しくて!)
A: That makes all the difference.
(それ、すごく大きいよね!)
② 友人(引っ越し)
A: I finally found a place near the station.
(やっと駅の近くに部屋を見つけたよ)
B: Nice! That makes all the difference when you commute every day.
(いいね!毎日通勤するなら、それが決め手だよ)
③ SNS
A: I added subtitles to my videos, and the views doubled.
(動画に字幕をつけたら、再生数が倍になった)
B: Wow, that makes all the difference!
(へえ、それが効いたんだね!)
④ 恋愛
A: He texted me back right away this time.
(今回はすぐ返信をくれたの)
B: Small things like that make all the difference.
(そういう小さなことが、大きな違いを生むんだよね)
⑤ ファッション
A: I switched my belt to a leather one.
(ベルトを革のものに替えてみたの)
B: Looks great. A good accessory makes all the difference.
(似合ってる。小物ひとつで、印象がまるで変わるよね)
通訳者が教えるニュアンスの深掘り
通訳の現場では、「make a difference」を「違いを作る」とそのまま訳すと、不自然になります。文脈に合わせて「効く」「変わる」「決め手になる」と訳し分けるのがコツです。似た表現との強さの違いを、表で見てみましょう。
| 表現 | ニュアンス | 使いどころ |
|---|---|---|
| That makes all the difference. | それが決め手・まるで違う(強い) | 良い変化や条件に気づいたとき |
| It makes a difference. | 違いが出る・効果がある(ふつう) | 効果を淡々と伝えるとき |
| It makes no difference. | どちらでも同じ・影響なし | どうでもいいと伝えるとき |
次に読みたいフレーズ
反対の意味、つまり「違いはない」の言い方も押さえておくと、表現の幅が一気に広がります。そこで、「make no difference」を使った次の記事を選びました。
使い方のポイント・注意点
- 主語は、直前の内容を受ける「That」「It」「Small things」などを置く
- 「all」を抜くと、強さが一段おだやかになる
- 過去の話は「That made all the difference.」(あの時は、それが決め手だった)
- 基本は前向きな場面で使う。言い方しだいで皮肉にも聞こえるので、表情と声のトーンに注意
まとめ:「That makes all the difference」の意味
「That makes all the difference.」は、「それが決め手だよ、大違いだね」という強調の一言です。環境、小さな工夫、誰かの気づかい。「そこが一番大事」と感じた瞬間に、スッと出せたら自然ですよね。
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次のステップ:表現を「使える」英語にするには
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