組織の中で、誰の指示のもとで動いているのか——そんな「元で働いている!」を表すのが「answer to」というイディオムです。
この記事の要約
- 「answer to」は「(人の)下で働く、〜に対して責任を負う」という意味のイディオム
- 組織内の上下関係や報告先を表す
- 「report to」など似た表現との違いも解説
誰に対して説明責任があるかを、明確に伝えられるビジネス表現です。
「answer to」の基本的な意味
「answer to」は「(人に)対して責任を負う、説明する義務がある」という意味から、「〜の下で働いている、〜に報告する立場にある」という意味のイディオムになります。「I answer to the CEO directly.」なら「私はCEOに直接報告する立場です」という意味になります。
単に「働いている」だけでなく、誰に対して説明責任を負っているかを明確にするニュアンスを持ちます。
どんな場面で使うのか
組織内の報告関係を説明するとき、誰の指示のもとで働いているか伝えたいとき、責任の所在をはっきりさせたいときなど、ビジネスの場面で使われます。
会話例5選

職場で
A: Who do you answer to in this department?
この部署では、誰の元で働いてるの?
B: I answer to the department head directly.
部長に直接報告する立場だよ。
友人と
A: How’s your new job structured?
新しい仕事、組織構造ってどうなってるの?
B: I answer to two managers now.
今は二人のマネージャーの元で働いてるんだ。
SNSで
A: This new committee answers to the board.
この新しい委員会、理事会の元で動いてるんだって。
B: That gives them a lot of oversight.
それはかなりの監督下にあるってことだね。
恋愛の場面で
A: Do you have to answer to anyone about your spending?
出費について、誰かに説明する必要あるの?
B: No, I’m my own boss financially.
ううん、お金に関しては自分が全部決めてるよ。
家族との会話で
A: Who does your brother answer to at his new job?
弟さん、新しい仕事で誰の元で働いてるの?
B: He answers directly to the owner.
オーナーに直接報告する立場なんだって。
通訳者が教えるニュアンスの深掘り
「answer to」は説明責任を含むビジネス表現です。似た表現との違いを見てみましょう。
| 表現 | ニュアンス |
| answer to | 「説明責任を負う」という、報告関係を明確にする言い方 |
| report to | より一般的でビジネス的な「〜に報告する」という言い方 |
| work under | 「〜の下で働く」という、シンプルな上下関係の言い方 |
次に読みたいフレーズ
安心できる状況を表す関連表現として、「you’re fine」も合わせて読んでおくと、信頼関係を表す語彙の幅が広がります。
使い方のポイント・注意点
- 「answer to + 人」の形で報告先を示す
- 組織図や責任の所在を説明するビジネス場面でよく使う
- 「report to」とほぼ同義で言い換えられる
まとめ:「answer to」の意味
「answer to」は「〜の下で働く、〜に対して責任を負う」という意味のイディオムです。組織内の報告関係を伝えたいときに、ぜひ使ってみてください。
次のステップ:表現を「使える」英語にするには
この表現も、「意味を知る」と「会話でとっさに使える」とのあいだには、実は大きな差があります。
なぜ「知っているのに口から出てこない」のか——10年間プロ通訳をしてきた経験から、その理由を5つの特徴にまとめました。

