この記事の要約(Key Takeaways)
- 会話例:職場・友人・SNS・恋愛・ファッションの5場面で「back down」の使い方を紹介
- 違い:「give up」より、相手の圧力や反対を受けて譲る響き
- 別表現:「give in」「withdraw」「retract」などの言い換え
議論や交渉で、あと一歩のところで折れる。そんな場面を、英語では一言で表せます。
この記事では、「back down」の意味と使いどころを、通訳の現場目線でやさしく整理します。
「back down」の基本的な意味
「back down」は、「意見や主張・約束を撤回する」「引き下がる」という意味の句動詞です。
「back(後ろへ)」と「down(下がる)」の組み合わせで、「後ろへ引く」様子が目に浮かびます。強く反対されて、折れるときに使います。
どんな場面で使うのか
- 反対を受けて、計画や方針を取り下げるとき
- 言い争いで、最後に引き下がるとき
- 「絶対に譲らない」と、態度を伝えるとき
「back down on 〜」で、「〜について撤回する」と対象を示せます。
会話例5選

職場で
All employees forced the president to back down on the downsizing plan.
全従業員が、社長に人員削減計画を撤回するよう迫ったんだ。
友人との会話で
Eventually, Hiro backed down and apologized.
最終的に、ヒロは引き下がって謝ったよ。
SNSで
The brand backed down after fans complained online.
ファンがネットで批判したあと、そのブランドは方針を撤回した。
恋愛で
Neither of us wanted to back down, so the fight went on all night.
どちらも引き下がりたくなくて、夜通しケンカが続いたよ。
ファッションで
I won’t back down. I’m wearing this red jacket to the party.
私は絶対に譲らないよ。パーティーにはこの赤いジャケットで行く。
通訳者が教えるニュアンスの深掘り
「give up」は、あきらめて投げ出す意味です。「back down」は、あきらめるというより、圧力や反対を受けて「立場を引く」ニュアンスです。
| 表現 | ニュアンス | 使いどころ |
|---|---|---|
| back down | 圧力を受けて引き下がる | 議論・交渉・方針の撤回 |
| give in | 根負けして譲る | 相手の要求をのむとき |
| retract | 発言を正式に取り消す | 報道や声明の撤回 |
次に読みたいフレーズ
交渉や取引の場面では、「外注する」のようなビジネス表現もよく出てくるので、あわせて覚えておくと便利です。
使い方のポイント・注意点
- 「back down (on 〜)」の形で使います
- 過去形は「backed down」です
- 「Never back down.」は、「決して引き下がるな」という励ましにもなります
まとめ:「back down」の意味
「back down」は、反対や圧力を受けて「引き下がる・撤回する」ことを表す表現です。議論やニュースの場面で、ぜひ聞き取れるようにしておきましょう。
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次のステップ:表現を「使える」英語にするには
イディオムの面白さは、直訳では届かないニュアンスを一発で伝えられるところにあります。
とはいえ、その表現を会話でとっさに使えるかどうかは、知識量とは別の話になってきます。
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