日本のレストランやタクシーでは、チップを渡す文化がありません。海外の人にそれを説明するときに使うのが「We don’t tip.」という表現です。
この記事の要約
- 「We don’t tip.」は「私たちにはチップの習慣がありません」という意味の表現
- 「tip」は動詞で「チップを渡す」という意味
- 「Tipping is not customary.」など似た表現との違いも解説
旅行者への案内や文化の違いの説明で、すぐに使えるシンプルな表現です。
「We don’t tip.」の基本的な意味
「tip」は名詞で「チップ」、動詞で「チップを渡す」という意味があります。「We don’t tip.」は「私たちはチップを渡さない」という意味で、「日本にはチップの習慣がない」と説明するときに使えます。主語を「We」にすることで、国や文化全体の習慣を表せます。
「We don’t tip in Japan.」と場所を加えたり、「You don’t have to tip.」と相手に向けて言い換えたりすることもできます。
どんな場面で使うのか
日本を訪れた外国人にお店でのマナーを説明するとき、チップを渡そうとする相手をやんわり止めたいとき、文化の違いについて会話するときなど、習慣の違いを伝える場面で使われます。
会話例5選

職場で
A: Should I leave a tip for the driver?
運転手さんにチップを渡すべきかな?
B: No need, we don’t tip in Japan.
いらないよ、日本にはチップの習慣がないんだ。
友人と
A: Do I tip at this restaurant?
このレストラン、チップは払うの?
B: We don’t tip here, the service is included.
ここではチップは払わないよ、サービス料込みだから。
SNSで
A: I was surprised that the waiter refused my tip.
ウェイターがチップを受け取らなくて驚いたよ。
B: That’s normal here, we don’t tip.
ここでは普通だよ、チップの習慣はないんだ。
恋愛の場面で
A: I’m used to tipping 20 percent back home.
地元ではいつも20パーセントのチップを渡してたんだ。
B: Here we don’t tip, but I love that you’re so generous.
ここではチップはないけど、気前がいいところが好きだよ。
家族との会話で
A: Our guests from the U.S. left money on the table.
アメリカから来たお客さん、テーブルにお金を置いていったよ。
B: We should explain that we don’t tip in Japan.
日本ではチップの習慣がないって説明しないとね。
通訳者が教えるニュアンスの深掘り
「We don’t tip.」は文化の習慣をシンプルに伝える表現です。似た表現との違いを見てみましょう。
| 表現 | ニュアンス |
| We don’t tip. | 「私たちはチップを渡さない」という、習慣を簡潔に伝える言い方 |
| Tipping is not customary. | 「チップは慣習ではない」という、ややフォーマルな言い方 |
| Service charge is included. | 「サービス料は含まれている」という、理由を添える言い方 |
次に読みたいフレーズ
お金を支払うことを表す関連表現として、「pony up」も合わせて読んでおくと、支払いにまつわる語彙の幅が広がります。
使い方のポイント・注意点
- 「in Japan」を足すと、どの国の話かがはっきりする
- 「You don’t need to tip.」と相手に向けて言うとより親切な案内になる
- 断る側が気まずくならないよう、笑顔で理由を添えるのがおすすめ
まとめ:「We don’t tip.」の意味
「We don’t tip.」は「私たちにはチップの習慣がありません」という意味の表現です。日本の習慣を海外の人に伝えたいときに、ぜひ使ってみてください。
次のステップ:表現を「使える」英語にするには
この表現も、「意味を知る」と「会話でとっさに使える」とのあいだには、実は大きな差があります。
なぜ「知っているのに口から出てこない」のか——10年間プロ通訳をしてきた経験から、その理由を5つの特徴にまとめました。

