この記事の要約(Key Takeaways)
- 会話例:職場・友人・SNS・恋愛・ファッションの5場面で「get a kick out of」の使い方を紹介
- 違い:「enjoy」より、思わずニヤッとするような楽しみ方を表す
- 別表現:「enjoy」「love」「be amused by」などの言い換え
「kick」と聞くと、「蹴る」を思い浮かべるかもしれません。でも、この表現の「kick」は、まったく別の意味です。
この記事では、「get a kick out of」の意味と使いどころを、通訳の現場目線でやさしく整理します。
「get a kick out of」の基本的な意味
「get a kick out of 〜」は、「〜を面白がる」「〜で大いに楽しむ」という意味のイディオムです。
名詞の「kick」には、「楽しみ・興奮・スリル」という意味があります。つまり直訳は、「〜から興奮を得る」。そこから「面白がる」になりました。
どんな場面で使うのか
- 誰かの反応やしぐさを見て、楽しんでいるとき
- ちょっとしたいたずらや冗談を面白がっているとき
- 人の失敗を、つい笑ってしまっているとき
ただし、人の不幸を面白がるニュアンスで使われることも多いので、言い方には少し気をつけたい表現です。
会話例5選

職場で
My boss gets a kick out of telling bad jokes.
うちの上司は、つまらないダジャレを言って面白がっているよ。
友人との会話で
He got a kick out of seeing his friend lose.
あいつ、友達が負けるのを見て面白がってたよ。
SNSで
People got a kick out of my cat’s silly video.
うちの猫のおバカな動画、みんなに大ウケだった。
恋愛で
She gets a kick out of teasing me.
彼女は、僕をからかって楽しんでいるんだ。
ファッションで
My grandma gets a kick out of trying on my hats.
祖母は、私の帽子をかぶってみるのを楽しんでいるよ。
通訳者が教えるニュアンスの深掘り
ふつうの「enjoy」は、素直に楽しむ印象です。一方「get a kick out of」は、ちょっと意地悪で、いたずらっぽい楽しさが混ざります。
| 表現 | ニュアンス | 使いどころ |
|---|---|---|
| get a kick out of | 面白がる、ニヤッと楽しむ | 反応やしぐさを楽しむ場面 |
| enjoy | 素直に楽しむ | ほぼすべての場面 |
| be amused by | おかしさを感じる | やや上品な言い方 |
次に読みたいフレーズ
同じ「kick」を使って、スリルや興奮を表す別の表現も、あわせて覚えておくと使い分けがしやすくなります。
使い方のポイント・注意点
- 「get a kick out of + 名詞 / 動名詞」の形で使います
- 過去形は「got a kick out of」です
- 人の不幸を面白がる響きになることがあるので、使う相手には注意しましょう
まとめ:「get a kick out of」の意味
「get a kick out of」は、「面白がる・大いに楽しむ」を表すイディオムです。「kick」は「興奮・スリル」と覚えれば、意味が自然に頭に入ります。
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次のステップ:表現を「使える」英語にするには
慣用表現を一つ覚えると、英語がぐっとネイティブらしくなります。
ただ、「知っている」と「会話で使える」の間には、見落とされがちな大きな差があります。
その差が生まれる理由を、10年通訳をしてきた立場から5つの特徴に整理しました。

