過去の出来事をいつまでも根に持って、恨みを手放せない——そんな「恨みを抱く!」を表すのが「hold a grudge」というイディオムです。
この記事の要約
- 「hold a grudge」は「恨みを抱く、根に持つ」という意味のイディオム
- 「grudge」は「恨み、遺恨」を意味する名詞
- 「bear a grudge」など似た表現との違いも解説
過去の出来事を長く引きずってしまう心の状態を、的確に表現できる言い回しです。
「hold a grudge」の基本的な意味
「grudge」は「恨み、遺恨」という意味の名詞で、「hold a grudge」で「恨みを抱く、根に持つ」という意味のイディオムになります。「I don’t hold a grudge against him anymore.」なら「彼のことはもう根に持っていないよ」という意味になります。
「hold a grudge against someone」の形で、誰に対して恨みを抱いているかを表すのが一般的です。
どんな場面で使うのか
過去のケンカや裏切りをまだ根に持っているとき、逆に恨みを手放して前に進んだことを伝えるとき、誰かの根に持つ性格について話すときなど、感情の整理にまつわる場面で使われます。
会話例5選

職場で
A: Are you still upset about the meeting last month?
先月の会議のこと、まだ怒ってるの?
B: No, I don’t hold a grudge, it’s in the past.
ううん、根に持ってないよ、もう過去のことだし。
友人と
A: You seem distant with her lately.
最近、彼女とちょっと距離があるみたいだね。
B: I’m still holding a grudge from what she said.
彼女に言われたこと、まだ根に持ってるんだ。
SNSで
A: I saw they’re friends again after years apart.
あの二人、何年も経ってまた友達になったんだね。
B: I guess they finally stopped holding a grudge.
やっと根に持つのをやめたんだろうね。
恋愛の場面で
A: I’m sorry for what I said last week.
先週言ったこと、ごめんね。
B: I forgave you, I don’t hold grudges.
もう許したよ、根に持つタイプじゃないから。
家族との会話で
A: Grandma still won’t talk to her sister.
おばあちゃん、まだ妹さんと話さないんだね。
B: She’s been holding a grudge for decades.
もう何十年も根に持ってるんだよ。
通訳者が教えるニュアンスの深掘り
「hold a grudge」は長く尾を引く感情を表す表現です。似た表現との違いを見てみましょう。
| 表現 | ニュアンス |
| hold a grudge | 「恨みを抱き続ける」という、長期的な感情を表す言い方 |
| bear a grudge | ほぼ同義で、ややフォーマルな響きの言い方 |
| be upset | 「怒っている、動揺している」という、より一時的な感情の言い方 |
次に読みたいフレーズ
我慢して耐えることを表す関連表現として、「suck it up」も合わせて読んでおくと、感情のコントロールを表す語彙の幅が広がります。
使い方のポイント・注意点
- 「hold a grudge against + 人」の形で対象を示す
- 「I don’t hold grudges.」で自分の性格を説明できる
- 長期間、感情を引きずっているニュアンスを持つ
まとめ:「hold a grudge」の意味
「hold a grudge」は「恨みを抱く、根に持つ」という意味のイディオムです。長く引きずってしまう感情を伝えたいときに、ぜひ使ってみてください。
次のステップ:表現を「使える」英語にするには
この表現も、「意味を知る」と「会話でとっさに使える」とのあいだには、実は大きな差があります。
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