このブログの記事は以下の枠組みでいろいろな英語フレーズをご紹介しています。
◆意味:解説を丁寧に加えていきます
◆例文:会話・文章での使い方をご紹介します
◆ニュアンス:フォーマル/カジュアル・口語/書き言葉などの違いも紹介します
◆起源:フレーズの語源や歴史的背景が分かる場合には追加いたします
◆使用地域:アメリカ英語/イギリス英語/その他の国や地域の使用頻度などもご説明します
◆関連表現:同じ意味の別の言い方や類義語も参考にしてください
記事の信憑性
目次
本日のフレーズ
本日は「go for the throat」についてご説明します。
意味
“go for the throat”は:
直訳すると「喉を狙う」という意味です。比喩的には「相手の急所を突く」「徹底的に攻撃する」「容赦なく追い詰める」という意味になります。
議論やビジネス、スポーツの場面で、相手を徹底的に打ち負かそうとする姿勢を表します。
例文
“During the debate, the candidate went for the throat and attacked his opponent’s credibility.”
(討論会でその候補者は相手の信用を徹底的に攻撃したのです。)
“If you want to win this case, you have to go for the throat.”
(この訴訟に勝ちたいなら、徹底的に攻める必要があります。)
“The team went for the throat in the second half and crushed their rivals.”
(チームは後半で徹底的に攻めてライバルを打ち負かしたのです。)
ニュアンス
攻撃性の強い比喩で、やや過激な響きがあります。
カジュアルな会話からニュース記事、評論まで幅広く使われます。
フォーマルなビジネス文書には不向きですが、スピーチや議論では強いインパクトを与える表現です。
起源
犬や狼などの捕食動物が敵や獲物を倒すときに「喉を狙う」ことから来ています。
20世紀半ばから比喩的に使われ始め、特に政治やビジネスの文脈で「容赦ない攻撃」という意味で定着しました。
使用地域
アメリカ英語・イギリス英語の両方で使われます。
特にアメリカでは政治論評やスポーツ実況でよく使われる表現です。
関連表現
go for the jugular(喉の動脈を狙う → 同義で非常に一般的)
attack head-on(正面から攻撃する)
take no prisoners(一切容赦しない態度をとる)
go all out(全力を尽くす。ただし攻撃的ニュアンスは弱め)
“go for the throat” と “go for the jugular”
go for the throat
直訳:「喉を狙う」
ニュアンス:比喩的に「相手を徹底的に攻撃する」という意味です。
ストレートでイメージしやすく、やや暴力的な響きがあります。
政治・ビジネス・スポーツで「容赦なく徹底的に叩く」という文脈でよく使われます。
例文:
“The lawyer went for the throat during cross-examination.”
(その弁護士は反対尋問で容赦なく攻め立てたのです。)
go for the jugular
直訳:「頸動脈を狙う」
ニュアンス:さらに「致命的な一点を狙う」イメージが強いです。
単に強く攻めるだけでなく、最も効果的な弱点を突くというニュアンスがあります。
より比喩的・文学的で、新聞記事や評論でもよく見られます。
例文:
“In the final debate, she went for the jugular and questioned his honesty.”
(最後の討論で、彼女は相手の正直さを突いて急所を攻めたのです。)
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簡単に概要をご説明します。
脳には言語学習に必要な2重螺旋が存在する:
①宣言的知識:言葉で内容を説明できるもの(形式知・現在知)
三単現のsが、明らかに言葉で説明できる宣言的知識。つまり、覚えて口で説明する出来ると言うことですね
②手続き的知識:言葉では説明できないが確かに脳内にあるもの(暗黙知・潜在知)
連続的なアウトプットが相当なスピードで要求される状況では宣言的知識では間に合わないことがこの知識で可能となります。パッと口をついて出る、すっと頭に入ってきて理解できるとう言うことです!
もう少し知りたい方は以下の記事をご参照ください:
関連記事英語スピーキングについて知っておくと無駄な努力をしなくて済むと言う件
まとめ
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本日は以上です。