この記事の要約(Key Takeaways)
- 会話例:職場・友人・SNS・恋愛・ファッションの5場面で、勝負どころの使い方を確認できます。
- 違い:「go for the jugular」「go all out」との強さの違いを整理します。
- 別表現:「take no prisoners」など、近い言い回しも紹介します。
ここぞという場面で、相手の弱点を一気に突く。——そんな攻めの姿勢を、英語でどう表現するのでしょうか。
この記事では、イディオム「go for the throat」の意味と使い方を、通訳者の目線で解説します。
「go for the throat」の基本的な意味
「go for the throat」は、直訳すると「喉を狙う」。そこから、徹底的に攻撃する・急所を突くという意味になりました。
もとは、獲物の喉を狙う捕食動物のイメージです。20世紀半ばから比喩として広まりました。例えば、If you want to win this case, you have to go for the throat.(この裁判に勝ちたいなら、急所を突くしかない)のように使います。
どんな場面で使うのか
- 議論や討論で、相手の弱点を鋭く突くとき
- ビジネスで、ライバルに対して一気に攻勢をかけるとき
- スポーツで、勢いに乗って相手を圧倒するとき
アメリカでは、政治評論やスポーツ実況でよく耳にします。例えば、The team went for the throat in the second half and crushed their rivals.(チームは後半に徹底的に攻めて、ライバルを圧倒した)のように使います。
会話例5選

職場で
A:Our rival just lowered prices.
ライバルが値下げしてきた。
B:Then we go for the throat. Match it and add free shipping.
なら徹底的にやろう。同じ価格にして送料も無料にする。
A:Bold move.
大胆だね。
B:We can’t afford to hold back.
手加減してる余裕はないよ。
友人と
A:How did the debate go?
討論はどうだった?
B:I went for the throat and attacked his weakest point.
急所を突いて、彼のいちばん弱い部分を攻めたよ。
A:Did he fight back?
反撃された?
B:He had nothing to say.
何も言えなかった。
SNSで
A:The commentator said the team went for the throat in the second half.
解説者が、チームは後半に徹底的に攻めたって言ってた。
B:They crushed their rivals!
ライバルを圧倒したよね!
A:I watched the highlights three times.
ハイライトを3回観たよ。
B:Me too.
私も。
恋愛で
A:I’m nervous about the argument tonight.
今夜のケンカが不安。
B:Don’t go for the throat. Stay calm.
相手の急所を突くのはやめなよ。冷静にね。
A:You’re right. I’ll listen first.
そうだね。まず聞くよ。
B:Good plan.
いい作戦。
ファッションで
A:The designer went for the throat with this bold collection.
デザイナーは、この大胆なコレクションで真っ向勝負に出たね。
B:It’s very different from last year.
去年とは全然違う。
A:Critics love it.
批評家には大好評。
B:Bold pays off sometimes.
大胆さが報われることもあるね。
通訳者が教えるニュアンスの深掘り
「go for the throat」は、攻撃性がかなり強い表現です。褒め言葉にも批判にもなるので、通訳では「容赦なく攻める」と訳すか「果敢に攻める」と訳すかを、文脈で決めます。
| 表現 | ニュアンス | 使いどころ |
|---|---|---|
| go for the throat | 急所を突いて徹底攻撃 | 議論・勝負どころ |
| go for the jugular | 同義(より鋭い) | 弱点を一撃で突く場面 |
| go all out | 全力を出す | 攻撃性は弱め |
| take no prisoners | 容赦しない | 競争の激しい場面 |
次に読みたいフレーズ
イディオムは、似た表現とセットで覚えると定着しやすくなります。こちらの記事もあわせてどうぞ。
使い方のポイント・注意点
- 攻撃性が強いため、人間関係の場面では「相手を傷つける」印象になりがちです。
- ビジネスやスポーツでは、前向きな「積極性」として使われます。
- go for the jugular とほぼ同義で、言い換えが可能です。
まとめ:「go for the throat」の意味
「go for the throat」は、勝負どころで一気に攻める、迫力あるイディオムです。使う場面を選べば、強い決意を伝えられます。
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