この記事の要約(Key Takeaways)
- 会話例:職場、友人、SNS、恋愛、ファッションの5場面で使い方を紹介します
- 違い:「I’m bored」は自分が退屈している、「I’m boring」は自分が相手を退屈させる人、という意味です
- 覚え方:-edは感じる側の気持ち、-ingは気持ちを引き起こす側、と考えます
「退屈だなあ」と言いたくて、つい「I’m boring.」と言ってしまった。日本人がとても間違えやすいこの2つは、文法は正しくても、意味がまったく変わってしまいます。この記事では、違いと覚え方を通訳者の目線で整理します。
「I’m bored」と「I’m boring」の基本的な意味
I’m bored.は「私は退屈している」という意味で、自分の気持ちを表します。一方のI’m boring.は「私は退屈な人間だ」という意味で、自分が相手を退屈させる側にいることを表します。どちらも文法の間違いではないので、日本語の感覚で言うと、意味が逆になるだけで通じてしまうのが怖いところです。
覚え方は、-edは感じる側の気持ち、-ingは気持ちを引き起こす側です。「A boring film makes me bored.」(つまらない映画は私を退屈させる)という一文で覚えると、忘れにくくなります。
間違えやすい場面
会議、授業、待ち時間、映画など、「つまらない」「退屈だ」と感じる場面で、特に間違えやすくなります。日本語の「つまらない」は、人の気持ちにも物事の性質にも使えるため、英語でも同じ形で言ってしまうのが原因です。自分の気持ちを言うときは「bored」、物事や人の性質を言うときは「boring」と使い分けます。
会話例5選

① 職場
This meeting is so boring. I’m bored.
この会議、すごくつまらない。私は退屈してる。
② 友人
You look bored. Yeah, this movie is boring.
退屈そうだね。うん、この映画はつまらないんだ。
③ SNS
I’m so bored at home today. Anyone want to chat?
今日は家でめちゃくちゃ退屈。誰か話さない?
④ 恋愛
Am I boring? You seem bored.
私って退屈な人? なんだか退屈そうだけど。
⑤ ファッション
The fashion show was boring, so I got bored and left early.
ファッションショーがつまらなくて、退屈して早めに帰った。
通訳者が教えるニュアンスの深掘り
bored と boring に限らず、感情を表す形容詞の多くは、-ed と -ing がペアになっています。まとめて覚えると、間違いが一気に減ります。
| 動詞 | -ed(感じる側の気持ち) | -ing(気持ちを引き起こす側) |
|---|---|---|
| bore | bored(退屈している) | boring(退屈させる) |
| interest | interested(興味がある) | interesting(興味深い) |
| excite | excited(わくわくしている) | exciting(わくわくさせる) |
| tire | tired(疲れている) | tiring(疲れさせる) |
| confuse | confused(混乱している) | confusing(混乱させる) |
| surprise | surprised(驚いている) | surprising(驚くべき) |
次に読みたいフレーズ
気持ちを表す言葉の使い分けとして、「恥ずかしい」を表す2つの言い方もあわせて確認しておくと便利です。
使い方のポイント・注意点
- 「退屈している」と言いたいときは、「I’m boring.」ではなく「I’m bored.」です
- 人についても、「He’s boring.」は「彼は退屈な人だ」、「He’s bored.」は「彼は退屈している」という意味になります
- 「何に」退屈しているかは、「bored with」または「bored by」で続けます
- 「bored of」は、特にイギリスの口語でよく使われます。辞書では、「bored with」や「bored by」の方が標準的な形とされています
- 強調したいときは、「I’m bored out of my mind.」(死ぬほど退屈だ)のような言い方もあります
まとめ:「I’m bored」と「I’m boring」の違い
I’m boredは自分が退屈している気持ち、I’m boringは自分が退屈な人間という意味です。「-edは感じる側、-ingは引き起こす側」の覚え方で、interested と interesting、excited と exciting など、ほかのペアにも応用してみてください。
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