目次
この記事の要約(Key Takeaways)
- 会話例:「She’s so resourceful.」=「彼女は本当に機転が利く」
- 意味の違い:困った状況でも工夫して切り抜けられる・臨機応変という強いほめ言葉。単なる creative とは少し違う
- 別表現:発想力ならcreative、頭の回転ならquick-thinking
限られた条件でも工夫して問題を解決してしまう人、いますよね。そんな「才覚のある・機知に富んだ」人を英語で resourceful と言います。resource(資源)とのつながりから意味を押さえると忘れません。通訳として10年使ってきた立場から丁寧に解説します。
「resourceful」の基本的な意味
名詞 resource には「資源」のほかに機転・手腕という意味があります。その形容詞 resourceful は困難な状況でも手立てを見つけて切り抜けられる、工夫に富む、臨機応変という意味。人をほめる強い言葉です。
ポイントはないものを嘆くのではなく、あるもので何とかする力を指すこと。だから緊急時やトラブル対応での評価にぴったりです。
どんな場面で使うのか
仕事でトラブルをうまく処理する同僚、旅先の予期せぬ事態に対応する友人、ありあわせで料理を作る家族など、機転で切り抜けた人をほめるときに使います。ビジネスの人物評価でも頻出で、履歴書や推薦状にもよく登場する前向きな語です。
会話例5選

① 職場(有能な同僚)
A: How did she fix it so fast?
B: She’s incredibly resourceful.
(A: どうやってあんなに早く直したの? B: 彼女、ほんと機転が利くんだ)
② 旅行(トラブル対処)
A: We missed the last train but he found a way.
B: He’s so resourceful.
(A: 終電逃したけど彼が何とかしてくれた B: 彼、臨機応変だね)
③ 日常(ありあわせで工夫)
A: You made dinner with just these?
B: I try to be resourceful.
(A: これだけで夕飯作ったの? B: 工夫するのが得意でね)
④ 子育て(子どもの機転)
A: My daughter fixed the toy with tape.
B: What a resourceful kid!
(A: 娘がテープでおもちゃを直したの B: 機転の利く子だね!)
⑤ 緊急(切り抜ける)
A: The power went out but we managed.
B: You guys were really resourceful.
(A: 停電したけど何とかなった B: みんな本当に機転が利いたね)
通訳者が教えるニュアンスの深掘り
似た「賢さ・発想力」の語は、焦点が少しずつ違います。下の表で整理します。
| 表現 | 焦点 | ニュアンス |
|---|---|---|
| resourceful | 問題解決 | あるもので工夫して切り抜ける |
| creative | 発想 | 独創的なアイデアを生む |
| practical | 実用 | 現実的で地に足がついている |
| quick-thinking | 反応速度 | とっさの判断が早い |
resourceful は「条件が悪くても何とかする」実行力に焦点。creative の発想力とセットで持つ人は、まさに頼れる存在です。
次に読みたいフレーズ
賢さ・しっかりした人物を表す「have a good head on one’s shoulders」もあわせて覚えると、人をほめる語彙が広がります。
使い方のポイント・注意点
- 強いほめ言葉。人物評価でよく使う
- 「あるもので何とかする」実行力に焦点
- 名詞は resourcefulness(機知・工夫力)
- 履歴書・推薦状でも好まれる前向きな語
- creative(発想)とセットで使うと人物像が立体的に
まとめ:「resourceful」の意味
resourceful は、困難な状況でも工夫して切り抜けられる・臨機応変という強いほめ言葉。「ないものを嘆くより、あるもので何とかする」力を指します。creative や quick-thinking との違いを押さえれば、人の有能さをぴたりと言い表せます。
次のステップ:表現を「使える」英語にするには
この表現も、「意味を知る」と「会話でとっさに使える」とのあいだには、実は大きな差があります。
なぜ「知っているのに口から出てこない」のか——10年間プロ通訳をしてきた経験から、その理由を5つの特徴にまとめました。

