避けているのに、なぜか何度も現れる——そんな「関わりたくない人」を表すのが「bad penny」というイディオムです。
この記事の要約
- 「bad penny」は「関わりたくない、何度も現れる厄介な人」という意味のイディオム
- 「like a bad penny」の形で、何度も舞い戻ってくる様子を表す
- 「pest」「nuisance」など似た表現との違いも解説
使えない硬貨がなぜか戻ってくるイメージから生まれた、ユーモラスな表現です。
「bad penny」の基本的な意味
「bad penny」は使えない偽物や不良品の硬貨を意味しますが、「like a bad penny, he/she always turns up」という慣用句から、「避けているのに何度も現れる、関わりたくない人」という意味のイディオムになりました。「He’s like a bad penny, he always shows up.」なら「彼はまるで厄介な硬貨みたいに、いつも現れるんだ」という意味になります。
望んでいないのに繰り返し関わってくる人や状況を、ややユーモラスに表現する言い回しです。
どんな場面で使うのか
避けたい元同僚や知人が何度も現れるとき、しつこく連絡してくる人について話すとき、望んでいない問題が繰り返し発生するときなど、うんざりした気持ちを込めて使われます。
会話例5選

職場で
A: That difficult client called again.
あの厄介なクライアント、また電話してきたよ。
B: Like a bad penny, he always turns up.
まるで厄介な硬貨みたいに、いつも現れるね。
友人と
A: My ex keeps texting me even though we broke up.
別れたのに、元カレがずっとメッセージ送ってくるんだよね。
B: He’s such a bad penny.
本当に関わりたくない人だね。
SNSで
A: This scam keeps popping up online.
この詐欺、ネット上で何度も現れるんだよね。
B: It’s like a bad penny that never disappears.
まるで消えない厄介な硬貨みたいだね。
恋愛の場面で
A: Your ex showed up at the party again.
あなたの元カレ、またパーティーに来てたね。
B: He’s like a bad penny, always around.
本当に厄介な人、いつも現れるんだよね。
家族との会話で
A: That annoying neighbor stopped by again.
あの迷惑な近所の人、また来たよ。
B: Like a bad penny, he never stays away.
まるで厄介な硬貨みたいに、決して離れないね。
通訳者が教えるニュアンスの深掘り
「bad penny」はユーモラスながら、うんざりした気持ちを含む表現です。似た表現との違いを見てみましょう。
| 表現 | ニュアンス |
| bad penny | 「厄介な硬貨」に例えた、ユーモラスで視覚的な言い方 |
| pest | より直接的な「うっとうしい人」という言い方 |
| nuisance | 「迷惑な存在」という、ややフォーマルな言い方 |
次に読みたいフレーズ
批判に対する反論を表す関連表現として、「look who’s talking」も合わせて読んでおくと、対人関係の語彙の幅が広がります。
使い方のポイント・注意点
- 「like a bad penny」の形でよく使われる
- 人だけでなく、繰り返し起こる問題にも使える
- ユーモラスながら、うんざりした気持ちを込めて使われる
まとめ:「bad penny」の意味
「bad penny」は「関わりたくない、何度も現れる厄介な人」という意味のイディオムです。避けているのに繰り返し現れる存在を伝えたいときに、ぜひ使ってみてください。
次のステップ:表現を「使える」英語にするには
この表現も、「意味を知る」と「会話でとっさに使える」とのあいだには、実は大きな差があります。
「知っているのに口から出てこない」。そんな方に向けてAI英会話アプリを使った声に出す練習の手順を実際の画面つきでまとめました。(※広告を含む記事です)

