昔は得意だったことが、久しぶりにやってみるとうまくいかない——そんな「腕が鈍る」様子を表すのが「lose one’s touch」というイディオムです。
この記事の要約
- 「lose one’s touch」は「腕が鈍る、勘が鈍る」という意味のイディオム
- かつて得意だったスキルが衰えたことを表す
- 「be out of practice」など似た表現との違いも解説
自虐的にもユーモラスにも使える、親しみやすい表現です。
「lose one’s touch」の基本的な意味
「touch」はここでは「熟練した感覚、コツ」という意味で使われており、「lose one’s touch」で「(かつて持っていた)腕前や勘が鈍る」という意味のイディオムになります。「I think I’m losing my touch.」なら「腕が鈍ってきた気がする」という意味になります。
スポーツ、料理、対人スキルなど、かつて得意だった様々な分野に使える表現です。
どんな場面で使うのか
久しぶりにやったスポーツや趣味がうまくいかなかったとき、以前は得意だった仕事のスキルに自信が持てなくなったとき、自虐的に自分の衰えを話すときなど、幅広い場面で使われます。
会話例5選

職場で
A: I missed an easy deadline this week.
今週、簡単な締め切りを逃しちゃったよ。
B: Are you losing your touch?
腕が鈍ってきたんじゃない?
友人と
A: I couldn’t beat you at chess this time.
今回、チェスで君に勝てなかったよ。
B: I guess you’re losing your touch.
腕が鈍ってきたみたいだね。
SNSで
A: My last few videos haven’t done well.
最近の動画、あんまり反応良くないんだよね。
B: Don’t worry, everyone loses their touch sometimes.
大丈夫だよ、誰でも時々腕が鈍るものだから。
恋愛の場面で
A: My jokes aren’t making you laugh anymore.
最近、僕のジョークで笑ってくれないね。
B: You’re definitely losing your touch.
間違いなく腕が鈍ってるよ。
家族との会話で
A: Dad’s cooking wasn’t as good as usual tonight.
今夜のお父さんの料理、いつもより微妙だったね。
B: Maybe he’s losing his touch.
もしかして腕が鈍ってきたのかもね。
通訳者が教えるニュアンスの深掘り
「lose one’s touch」は親しみのある、やや自虐的な表現です。似た表現との違いを見てみましょう。
| 表現 | ニュアンス |
| lose one’s touch | 「腕が鈍る」という、かつての熟練さの喪失を表す言い方 |
| be out of practice | 「練習不足だ」という、より一時的な状態を表す言い方 |
| be rusty | 「錆びついている」という、似たニュアンスのカジュアルな言い方 |
次に読みたいフレーズ
簡単で余裕だという意味の対照的な表現として、「nothing to it」も合わせて読んでおくと、スキルや能力を表す語彙の幅が広がります。
使い方のポイント・注意点
- 「I’m losing my touch.」の形で自虐的によく使われる
- スポーツ、料理、対人スキルなど幅広い分野に使える
- ユーモラスで親しみのあるトーンで使われることが多い
まとめ:「lose one’s touch」の意味
「lose one’s touch」は「腕が鈍る、勘が鈍る」という意味のイディオムです。かつて得意だったことがうまくいかなくなった状況を伝えたいときに、ぜひ使ってみてください。
次のステップ:表現を「使える」英語にするには
この表現も、「意味を知る」と「会話でとっさに使える」とのあいだには、実は大きな差があります。
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