好きだけど不安もある、行きたいけど怖くもある——そんな相反する気持ちが同時にある「両面感情、迷い」を表すのが「ambivalence」という単語です。
この記事の要約
- 「ambivalence」は「両面感情、相反する気持ちが同時にあること」という意味の名詞
- 単なる迷いより、相反する感情が同居しているニュアンスが強い
- 「mixed feelings」「uncertainty」など似た表現との違いも解説
心理学の文脈でも日常会話でも使われる、複雑な気持ちを的確に表す単語です。
「ambivalence」の基本的な意味
「ambivalence」は「ambi(両方の)」という接頭辞から成る単語で、「両面感情、相反する感情が同時に存在すること」という意味です。「I feel ambivalence about this decision.」なら「この決断について複雑な気持ちがある」という意味になります。
形容詞形は「ambivalent」で、「I’m ambivalent about it.」のように使われます。
どんな場面で使うのか
重要な決断に対して複雑な気持ちを抱えているとき、好きだけど不安もある関係について話すとき、賛成でも反対でもない微妙な立場を説明するときなど、心の複雑さを表す場面で使われます。
会話例5選

職場で
A: How do you feel about the new job offer?
新しい仕事のオファー、どう思う?
B: Honestly, I feel a lot of ambivalence about it.
正直、すごく複雑な気持ちなんだよね。
友人と
A: Are you excited about moving abroad?
海外移住、楽しみ?
B: There’s a real ambivalence, excited but scared too.
本当に複雑で、楽しみでもあり怖くもあるんだ。
SNSで
A: What do you think about this new policy?
この新しい方針についてどう思う?
B: I have some ambivalence, it has pros and cons.
ちょっと複雑な気持ち、良い面も悪い面もあるから。
恋愛の場面で
A: Do you want to make things official with him?
彼と正式に付き合いたいと思ってるの?
B: I feel ambivalence, I like him but I’m not ready.
複雑な気持ちなんだ、好きだけどまだ心の準備が。
家族との会話で
A: Are you happy about your brother moving out?
お兄ちゃんが家を出ること、嬉しい?
B: I have ambivalence, happy for him but I’ll miss him.
複雑な気持ちだよ、嬉しいけど寂しくもある。
通訳者が教えるニュアンスの深掘り
「ambivalence」は相反する感情の共存を表す、やや専門的な単語です。似た表現との違いを見てみましょう。
| 表現 | ニュアンス |
| ambivalence | 相反する感情が同時にある、心理学的なニュアンスを持つ言い方 |
| mixed feelings | より日常的でカジュアルな「複雑な気持ち」という言い方 |
| uncertainty | 「不確かさ、迷い」という、感情より判断にフォーカスした言い方 |
次に読みたいフレーズ
迷いから次の一歩を考える関連表現として、「now what」も合わせて読んでおくと、心の状態を表す語彙の幅が広がります。
使い方のポイント・注意点
- 形容詞形「ambivalent」もセットで覚えておくと便利
- 「feel ambivalence about + 名詞」の形で使う
- 単なる迷いより、相反する感情の共存を強調する
まとめ:「ambivalence」の意味
「ambivalence」は「両面感情、相反する気持ちが同時にあること」という意味の単語です。複雑な心境を的確に伝えたいときに、ぜひ使ってみてください。
次のステップ:表現を「使える」英語にするには
この表現も、「意味を知る」と「会話でとっさに使える」とのあいだには、実は大きな差があります。
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