この記事の要約(Key Takeaways)
- 会話例:職場・友人・SNS・恋愛・ファッションの5場面で「mind over matter」の使い方を紹介
- 違い:「willpower」より、気の持ちようで状況を乗り越える格言っぽい響き
- 別表現:「willpower」「mental strength」「grit」などの言い換え
「病は気から」「やればできる」。そんな日本人になじみ深い考え方を、英語で一言にしたのがこの表現です。
この記事では、「mind over matter」の意味と使いどころを、通訳の現場目線でやさしく整理します。
「mind over matter」の基本的な意味
「mind over matter」は、「精神力・気力」を表す表現です。強い精神力があれば、物事は乗り越えられる、という考え方を指します。
直訳は「物事を越える精神」。「mind(心)」が「matter(物事・物質)」に勝つ、というイメージです。
どんな場面で使うのか
- つらい状況を、気持ちで乗り切ろうとするとき
- 落ち込んでいる相手を、気持ちの面から励ますとき
- 年齢や体力の壁を、前向きにとらえ直すとき
「Age is an issue of mind over matter.(年齢は気の持ちようの問題だ)」は、マーク・トウェインの言葉として有名です。
会話例5選

職場で
It’s a tough deadline, but it’s mind over matter. We can do it.
厳しい締め切りだけど、あとは気持ち次第。きっとやれるよ。
友人との会話で
I’m exhausted. – Come on, it’s mind over matter. Just keep running.
もうクタクタだよ。――頑張れ、気持ち次第だよ。走り続けよう。
SNSで
Day 30 of my cold shower challenge. Mind over matter!
冷水シャワーチャレンジ30日目。気力の勝負だ!
恋愛で
Long distance is hard, but it’s mind over matter for us.
遠距離はつらいけど、私たちは気持ちで乗り越えるよ。
ファッションで
These heels hurt, but it’s mind over matter tonight.
このヒールは痛いけど、今夜は気合いで乗り切る。
通訳者が教えるニュアンスの深掘り
「willpower」は、意志の強さそのものを指します。「mind over matter」は、「気持ちの力で現実を動かす」という、少し格言めいた響きがあります。
| 表現 | ニュアンス | 使いどころ |
|---|---|---|
| mind over matter | 気の持ちようで乗り越える | つらい状況を励ます・自分に言い聞かせる |
| willpower | 意志の強さ | 誘惑や習慣に打ち勝つ話 |
| mental strength | 精神的な強さ | 人の資質を説明するとき |
次に読みたいフレーズ
「気持ちの向き」を表す別の表現として、「〜したい気がする」という言い回しもあわせて覚えておくと便利です。
使い方のポイント・注意点
- 「It’s mind over matter.」の一文で、そのまま使えます
- 名詞として「mind over matter」を「気力の問題」と言うこともできます
- つらい人に使うと、根性論に聞こえることがあるので注意しましょう
まとめ:「mind over matter」の意味
「mind over matter」は、「気持ちの力で乗り越える」ことを表す、格言のような表現です。ここぞという場面で、自分や相手を後押しする一言になります。
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慣用表現を一つ覚えると、英語がぐっとネイティブらしくなります。
ただ、「知っている」と「会話で使える」の間には、見落とされがちな大きな差があります。
その差が生まれる理由を、10年通訳をしてきた立場から5つの特徴に整理しました。

