実現する見込みが薄いのに、それでも理想を追いかけ続ける——そんな「(非現実的な)夢を追い求める」様子を表すのが「chasing rainbows」というイディオムです。
この記事の要約
- 「chasing rainbows」は「非現実的な夢を追い求める」という意味のイディオム
- 虹の根元にたどり着けないことから生まれた比喩表現
- 「pursue a dream」など似た表現との違いも解説
やや批判的にも、ロマンチックにも使える、詩的な表現です。
「chasing rainbows」の基本的な意味
「chasing rainbows」を直訳すると「虹を追いかける」ですが、虹には決してたどり着けないことから、「実現の見込みが薄い夢を追い求める」という意味のイディオムになりました。「He’s just chasing rainbows.」なら「彼はただ非現実的な夢を追ってるだけだ」という、やや批判的な意味になります。
文脈によっては、ロマンチックに「理想を追い求める姿勢」として肯定的に使われることもあります。
どんな場面で使うのか
実現困難な夢を追い続ける人を評するとき、非現実的な計画に心配を示すとき、理想を追い求める姿勢をロマンチックに表現するときなど、文脈によって幅広く使われます。
会話例5選

職場で
A: He wants to become famous overnight.
彼、一夜にして有名になりたいんだって。
B: He’s chasing rainbows, that’s not realistic.
非現実的な夢を追ってるね、それは現実的じゃないよ。
友人と
A: I still want to become a professional musician.
まだプロのミュージシャンになりたいんだよね。
B: Keep chasing rainbows, you might make it.
夢を追い続けなよ、実現するかもしれないよ。
SNSで
A: Some people say I’m just chasing rainbows with this business.
このビジネス、非現実的な夢だって言う人もいるんだよね。
B: Don’t listen to them, follow your passion.
気にしないで、情熱に従いなよ。
恋愛の場面で
A: I know it’s a long shot, but I believe in us.
難しいのはわかってるけど、私たちを信じてる。
B: I love that you’re chasing rainbows with me.
一緒に夢を追ってくれるの、嬉しいよ。
家族との会話で
A: My son wants to be an astronaut.
息子が宇宙飛行士になりたいんだって。
B: Let him chase rainbows while he’s young.
若いうちは夢を追わせてあげなよ。
通訳者が教えるニュアンスの深掘り
「chasing rainbows」は文脈によって肯定にも否定にもなる詩的な表現です。似た表現との違いを見てみましょう。
| 表現 | ニュアンス |
| chasing rainbows | 「実現困難な夢を追う」という、詩的で文脈依存の言い方 |
| pursue a dream | より一般的でニュートラルな「夢を追求する」という言い方 |
| daydream | 「空想にふける」という、より受動的なニュアンスの言い方 |
次に読みたいフレーズ
玉の輿を表す関連イディオムとして、「marry into the purple」も合わせて読んでおくと、理想や願望を表す語彙の幅が広がります。
使い方のポイント・注意点
- 文脈によって批判的にもロマンチックにも使える
- 「chase rainbows」の形で動詞としても使われる
- 実現困難な夢や理想を表す、詩的な表現
まとめ:「chasing rainbows」の意味
「chasing rainbows」は「非現実的な夢を追い求める」という意味の詩的なイディオムです。理想を追いかける姿勢を表現したいときに、ぜひ使ってみてください。
次のステップ:表現を「使える」英語にするには
この表現も、「意味を知る」と「会話でとっさに使える」とのあいだには、実は大きな差があります。
「知っているのに口から出てこない」。そんな方に向けてAI英会話アプリを使った声に出す練習の手順を実際の画面つきでまとめました。(※広告を含む記事です)

