目次
この記事の要約(Key Takeaways)
- “He told me” は「彼から聞いた・彼が教えてくれた」を意味する基本表現で、”said to me” との使い分けが日本人学習者が混乱しやすいポイントだ。
- “told” は間接的な情報伝達(〜と教えた・〜と言った)に使い、”said” は発言の内容をそのまま引用するときに使う。“He told me (that) you were coming.”・”She told me to call her.”・”He told me the news.” など記事の会話例で実際の使い方が確認できる。
- “tell + 人 + 情報/命令” という構造が “told” の基本形で、必ず情報を受け取る人(間接目的語)が必要な点がポイントだ。
「彼から聞いたよ」を英語で言うとき、”He said to me” と “He told me” どちらが正しいのか迷ったことはないだろうか。実は使い方に明確な違いがある。ネイティブの使い分けを解説する。
「He told me」の基本的な意味と構造
結論から言うと、“He told me” は「彼が私に〜と言った・彼から〜と聞いた・彼が教えてくれた」を意味する表現だ。
“tell” は「誰かに情報を伝える」という動詞で、必ず情報を受け取る相手(間接目的語)が必要。”He told me that you were coming.”(あなたが来ると教えてくれた)のように “told + 人 + 内容” の形が基本。一方 “say” は相手なしでも使えるが、”He said to me…” の形は英語ではやや不自然で、”He told me…” の方が圧倒的に自然だ。
どんな場面で使うのか
- 誰かから情報を聞いたと伝えるとき:「〜から聞いたんだけど」という場面で
- 指示・命令を受けたと伝えるとき:「〜するように言われた」という場面で
- ニュース・情報の出どころを伝えるとき:「誰から聞いたか」を明示するとき
- 会話の引用・報告をするとき:誰かが言ったことを別の人に伝えるとき
会話例5選

① 情報を人から聞いたと伝えるとき
Kate: How did you know about the party?
(パーティーのこと、どうして知ってたの?)
Hiro: Tom told me about it last week.
(先週Tomから聞いたんだ。)
② 指示・命令を受けたと伝えるとき
Sarah: Why are you working overtime?
(なんで残業してるの?)
Hiro: My manager told me to finish this report by tomorrow morning.
(マネジャーに明日の朝までにレポートを終わらせるよう言われたんだ。)
③ ニュースを聞いたと伝えるとき
Mia: Did you hear about the merger?
(合併の話、聞いた?)
Tom: Yeah, Sarah told me the news this morning. Apparently it’s happening next month.
(うん、今朝Sarahから聞いたよ。来月に行われるらしい。)
④ 「言ったでしょ」と指摘するとき
Kate: I can’t believe the restaurant was closed.
(レストランが閉まってたなんて信じられない。)
Hiro: I told you we should have made a reservation!
(予約しておくべきだって言ったじゃない!)
⑤ 噂・情報の出どころを明かすとき
Tom: How do you know she’s leaving the company?
(彼女が会社を辞めるってどうして知ってるの?)
Sarah: She told me herself, actually. We had lunch yesterday.
(実は本人から聞いたんだよ。昨日ランチしたんだ。)
通訳者が教えるニュアンスの深掘り
“tell” と “say” の使い分けを整理しておこう。
| 動詞 | 構造 | 例文 | ポイント |
| tell | tell + 人 + 内容 | He told me the truth. | 情報を受け取る相手が必要。日常会話で最頻出。 |
| say | say + 内容(+ to 人) | He said he was tired. | 相手なしで使える。発言の内容を引用するとき。 |
| tell + 人 + to 動詞 | 指示・命令の伝達 | She told me to call her. | 「〜するよう言った」という指示の伝達。 |
| tell + 人 + that節 | 情報の伝達 | He told me that he was leaving. | 「〜だと教えた」という情報の伝達。that は省略可。 |
最も大切なポイント:「彼から聞いた」は “He told me.” で、”He said to me.” は不自然。”said” を使うなら “He said (that) he was coming.” のように相手を省く形にする。
同じく日常会話で使えるネイティブ表現です。合わせて覚えましょう。
使い方のポイント・注意点
- “He said to me” は不自然・避ける:日本語の「彼が私に言った」を直訳した “He said to me” はネイティブにはやや不自然。”He told me” を使う。
- “tell + 人 + to 動詞” で指示を伝えられる:”She told me to wait.”(待つよう言われた)のように指示の伝達に使える。
- “that” は省略できる:”He told me (that) he was tired.” の “that” は口語では省略するのが一般的。
- “I told you so!” で「だから言ったじゃない」を表せる:相手の失敗を予言通りだったと指摘する定番フレーズとして覚えておこう。
まとめ:「He told me」の意味と使い方
“He told me” は「彼から聞いた・彼が教えてくれた」を意味する基本表現だ。”tell + 人 + 内容” の形が基本で、”said to me” より圧倒的に自然なネイティブ表現。”told me that…”(〜だと教えてくれた)・”told me to…”(〜するよう言われた)の2つの形を覚えておくと日常会話に即使えるようになる。
他にも覚えておきたいネイティブ表現をまとめています。あわせてチェックしてみてください。

