「It’s apples and oranges」の意味とは?「比較できないよ」と伝える方法をネイティブ目線で解説

並べられたりんごとオレンジ

この記事の要約(Key Takeaways)

  • 会話例:職場・友人・SNS・恋愛・ファッションの5場面を、A:B:の対話で紹介します。
  • 違い:「They are different.」は違いを述べるだけ、「It’s apples and oranges.」は種類が違いすぎて比べる意味がない、と言い切る表現です。
  • 別表現:It’s not comparable/They’re in different leagues/Can’t compare them など。

「AとBなら、どっちがいい?」。そう聞かれても、そもそも比べようがない場合ってありますよね。

この記事では、「It’s apples and oranges.」の意味と使い方を、通訳者の目線で解説します。果物にたとえた、ユーモラスな言い回しです。

「It’s apples and oranges」の基本的な意味

りんごとオレンジは、まったく別の果物です。そこから比較できない、比べようがないという意味になります。

日本語の「月とスッポン」とは少し違い、優劣ではなく、別物だから比べられない、という感覚です。

どんな場面で使うのか

  • 種類の違うものを比べようとする人に、待ったをかけるとき
  • 条件が違うので、単純に比較できないと説明するとき
  • どちらが上か、という議論をやんわりかわすとき

例文は「It’s like comparing apples and oranges.(比較しようがないよ)」です。「like comparing」を付けた形が、よく使われます。

会話例5選

袋に入った果物

職場で
A:Our sales are lower than the other branch.
うちの売上は、別の支店より低いね。
B:It’s apples and oranges. They have a much bigger market.
比較できないよ。向こうは市場がずっと大きいから。
A:True. I’ll compare it with last year instead.
確かに。去年の自分たちと比べることにするよ。
B:That’s fairer.
その方が公平だね。

友人と
A:Don’t you think A is better than B?
BよりAの方が良いと思わない?
B:They are totally different. They are like apples and oranges.
全然別物だよ。比べようがないって。
A:Hmm, maybe you’re right.
うーん、そうかもね。
B:Both are good in their own way.
どちらも、それぞれによさがあるよ。

SNSで
A:Who is the better creator, a gamer or a chef?
ゲーム配信者と料理人、どっちがいいクリエイターかな?
B:It’s apples and oranges.
比較できないよ。
A:Fair point.
確かにそうだね。
B:Just enjoy both.
どちらも楽しめばいいんじゃない。

恋愛で
A:Is your new boyfriend better than your ex?
今の彼氏は、元カレよりいい?
B:It’s like comparing apples and oranges.
比べようがないの。
A:How so?
どういうこと?
B:They’re completely different people.
まったく違う人だから。

ファッションで
A:Which is better, this sneaker or that leather shoe?
このスニーカーと、あの革靴、どっちがいい?
B:It’s apples and oranges. They’re for different occasions.
比較できないよ。使う場面が違うからね。
A:Then I’ll buy both.
じゃあ、両方買おうかな。
B:Let’s go to the shop.
お店に行こう。

通訳者が教えるニュアンスの深掘り

この表現の面白さは、「どちらが上か」の議論を、そもそも成り立たなくしてしまうところです。批判というより、「前提がそろっていないよ」という、やさしい指摘として響きます。反論が角を立てやすい場面でも、ユーモアでやわらかく伝えられるのが魅力です。

表現ニュアンス使いどころ
It’s apples and oranges.種類が違うので比べられない、ユーモラス比較に待ったをかけるとき
They’re in different leagues.レベルが違う、優劣の差実力差を言いたいとき
It’s not comparable.比較できない、硬めで中立説明や書き言葉

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使い方のポイント・注意点

  • 「comparing apples and oranges」の形で、「くらべるのは無理がある」と言えます。
  • 「apples」と「oranges」は複数形で、並べて使います。
  • 優劣をつけるのではなく、別物だと伝える言葉です。「悪い」という意味ではありません。

まとめ:「It’s apples and oranges」の意味

「It’s apples and oranges.」は、比較できない、比べようがないと伝える表現でした。議論を、やさしくかわしたいときに使ってみてください。

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