この記事の要約(Key Takeaways)
- 会話例:職場・友人・SNS・恋愛・ファッションの5場面を、A:B:の対話で紹介します。
- 違い:「available」は単に利用できる状態、「up for grabs」は誰でも早い者勝ちで手に入れられる、競争のニュアンスがあります。
- 別表現:be available/be on offer/be open to anyone など。
「まだ空いているポストがあるよ」「このチャンス、誰でも狙えるよ」。そんなときの一言を、英語でさらりと言ってみたいですよね。
この記事では、「up for grabs」の意味と使い方を、通訳者の目線で解説します。ニュースでも日常会話でも耳にする、親しみやすい表現です。
「up for grabs」の基本的な意味
「grab」は「つかむ」。誰でもつかみ取れる状態にある、ということから入手できる、利用できる、得られるという意味になります。
ケンブリッジ辞書では「available and ready to be won or taken」と説明されています。勝ち取れる、手に入れられる状態にある、という意味です。
どんな場面で使うのか
- 求人やポストなど、まだ空きがあることを伝えるとき
- 賞品や特典を、誰でも狙えると伝えるとき
- 試合や選挙で、勝敗がまだ決まっていないと伝えるとき
例文は「There are a lot of places still up for grabs.(まだたくさん入手可能な場所があるわよ)」と「The job is still up for grabs now.(今ならまだ仕事の口があるよ)」です。
会話例5選

職場で
A:Is the marketing position still open?
マーケティングのポストは、まだ空いてますか?
B:Yes, the job is still up for grabs now.
はい、今ならまだ仕事の口がありますよ。
A:I’d like to apply.
応募したいです。
B:Send your resume by Friday.
金曜までに、履歴書を送ってください。
友人と
A:Are there any good seats left for the concert?
コンサートの、いい席はまだ残ってる?
B:There are a lot of seats still up for grabs.
まだ、たくさん席が空いてるよ。
A:Let’s book them now.
今すぐ予約しよう。
B:I’ll do it on my phone.
スマホでやるね。
SNSで
A:Did anyone claim the free tickets from your giveaway?
プレゼント企画の無料チケット、誰か受け取った?
B:Not yet. They’re still up for grabs.
まだだよ。誰でも取れる状態だよ。
A:I’ll share your post.
投稿をシェアするね。
B:Thanks, that helps.
ありがとう、助かるよ。
恋愛で
A:Is that guy from the party seeing anyone?
パーティーにいたあの人、誰かと付き合ってるのかな?
B:I don’t think so. He’s still up for grabs.
そうは思わないな。まだフリーだよ。
A:Really? Interesting.
本当に? 気になるな。
B:Go talk to him.
話しかけてみなよ。
ファッションで
A:Is the limited coat sold out?
限定のコートは、売り切れた?
B:Two sizes are still up for grabs.
2サイズは、まだ買えるよ。
A:I need a medium.
私はMサイズがほしい。
B:Hurry before they’re gone.
なくなる前に急いで。
通訳者が教えるニュアンスの深掘り
「up for grabs」には、誰にでもチャンスがあるという開かれた響きと、早い者勝ちというスピード感の両方があります。単に「ある」ではなく、「手を伸ばせば取れる」という前向きなニュアンスです。恋愛で「まだ相手がいない」という意味でも使えるのは、ユーモラスで面白いところです。
| 表現 | ニュアンス | 使いどころ |
|---|---|---|
| up for grabs | 誰でも狙える、早い者勝ち | 求人・賞品・席・チャンスの話題 |
| be available | 利用できる、中立的 | 状況を淡々と伝えるとき |
| be on offer | 提供されている、販売中 | お店や企画の案内 |
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使い方のポイント・注意点
- 「be up for grabs」の形で使い、主語はものやポスト、チャンスなどです。
- 「still」を添えると、「まだ残っている」という意味がはっきりします。
- 人に使うとユーモラスな響きになるので、冗談が通じる相手との会話向きです。
まとめ:「up for grabs」の意味
「up for grabs」は、誰でも手に入れられる、入手できるという意味の表現でした。チャンスの話をするときに、ぜひ使ってみてください。
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