「You have another thing coming.」の意味とは?「大間違い!とんでもない間違い!」をネイティブが使う表現を解説

驚いた表情の女性

相手の思い込みが完全に見当違いだったとき、「それは大間違いだよ!」と強く伝えたい場面ってありますよね。そんなときに使うのが「You have another thing coming.」という表現です。

この記事の要約

  • 「You have another thing coming.」は「大間違いだ、とんでもない勘違いだ」という意味のイディオム
  • 相手の甘い期待や見当違いの考えを強く否定するときに使う
  • 「You’re wrong.」など似た表現との違いも解説

相手に現実を突きつける、やや強めの警告表現です。

「You have another thing coming.」の基本的な意味

「You have another thing coming.」を直訳すると「あなたには別のことがやってくる」ですが、「その考えは大間違いだ、現実は違う」という意味のイディオムです。相手が甘い期待や見当違いの思い込みを持っているときに、それを強く否定するために使われます。

「If you think I’ll agree, you have another thing coming.」なら「私が賛成すると思ってるなら、大間違いだよ」という意味になります。

どんな場面で使うのか

相手の見当違いな期待をはっきり否定したいとき、甘く考えている人に現実を伝えたいとき、強い警告を発したいときなど、やや強めのトーンで使われます。

会話例5選

砂浜でジャンプする様子

職場で
A: I assumed you’d cover my shift for free.
タダでシフト代わってくれると思ってたんだけど。
B: You have another thing coming.
それは大間違いだよ。

友人と
A: I figured you’d lend me money again.
また私にお金貸してくれると思ってたんだけど。
B: You have another thing coming this time.
今回はとんでもない間違いだよ。

SNSで
A: They thought fans would stay quiet about this.
ファンが黙ってると思ってたみたいだね。
B: They have another thing coming.
それは大間違いだね。

恋愛の場面で
A: He thinks I’ll forgive him that easily.
彼、私がそんなに簡単に許すと思ってるみたい。
B: He has another thing coming.
それは大間違いだね。

家族との会話で
A: My brother thinks I’ll do his chores again.
弟、また私が彼の家事やると思ってるみたい。
B: He has another thing coming.
それは大間違いだよ。

通訳者が教えるニュアンスの深掘り

「You have another thing coming.」は強い否定と警告を含む表現です。似た表現との違いを見てみましょう。

表現ニュアンス
You have another thing coming.「大間違いだ」という、相手への強い警告を含む言い方
You’re wrong.より直接的でシンプルな「間違っている」という言い方
Think again.「考え直しなよ」という、やや軽いトーンの言い方

次に読みたいフレーズ

未来の予測にまつわる関連表現として、「nobody has a crystal ball」も合わせて読んでおくと、確信や予測を表す語彙の幅が広がります。

「crystal ball」の意味とは?「未来予測」をネイティブが使うイディオム表現

使い方のポイント・注意点

  • 「If you think…, you have another thing coming.」の形でよく使われる
  • やや強めのトーンを持つ表現なので、状況を選んで使う
  • 「thing」を「think」と表記する説もあるが、標準は「thing」

まとめ:「You have another thing coming.」の意味

「You have another thing coming.」は「大間違いだ、とんでもない勘違いだ」という意味のイディオムです。相手の見当違いな期待を強く否定したいときに、ぜひ使ってみてください。

ネイティブがよく使う英語フレーズ50選|会話で使える自然な表現を解説

次のステップ:表現を「使える」英語にするには

この表現も、「意味を知る」と「会話でとっさに使える」とのあいだには、実は大きな差があります。

なぜ「知っているのに口から出てこない」のか——10年間プロ通訳をしてきた経験から、その理由を5つの特徴にまとめました。

英会話ができない人には「共通の特徴」がある。10年通訳のプロが本音で語る5つの理由