この記事の要約(Key Takeaways)
- 会話例:「You’re not getting it.(わかってないわね!)」
- 違い:直訳は「あなたはそれをゲットしていない」。「状況が理解できていない」という意味になる
- 別表現:You don’t get it. / I don’t get it. / You’re missing the point.
こちらの気持ちが、まったく伝わらない。そんなとき、思わず言いたくなる一言があります。
それが、「You’re not getting it.」です。通訳者の目線で、意味・使う場面・会話例5つ・似た表現との違いを、順番に整理します。
「You’re not getting it」の基本的な意味
「get」には、「手に入れる」のほかに、「理解する」という意味があります。直訳は「あなたはそれをゲットしていない」。ここから、「状況が理解できていない、わかっていない」という意味になります。
現在進行形の「be getting」を使うことで、「今、理解できていないよね」という、少し呆れた響きが加わります。
どんな場面で使うのか
- こちらの事情や気持ちが、相手に伝わっていないとき
- 相手が、的はずれな心配をしているとき
- 説明したのに、まだ分かってもらえないとき
親しい間柄で使う、くだけた表現です。やや呆れた気持ちが入るので、目上の人には向きません。
会話例5選

① 友人
A: I think he hates me.
(彼、私のこと大嫌いなんだわ)
B: How can you say that?
(なんでそう思うの?)
A: Because he’s always mean to me.
(だって、いつも意地悪なのよ!)
B: You’re not getting it.
(わかってないわね!)
② 職場
A: Why do we need another meeting?
(なんでまた会議が必要なの?)
B: You’re not getting it. The client changes the plan every week.
(わかってないな。クライアントが毎週、計画を変えるんだよ)
③ SNS
A: Why is everyone so mad about that post?
(なんでみんな、あの投稿に怒ってるの?)
B: You’re not getting it. It was just a joke!
(わかってないね。ただの冗談だよ!)
④ 恋愛
A: Why are you upset? I said sorry.
(なんで怒ってるの? ごめんって言ったじゃん)
B: You’re not getting it. It’s not about the date.
(わかってないわね。デートの話じゃないの)
⑤ ファッション
A: It’s just a plain T-shirt, right?
(ただの白いTシャツでしょ?)
B: You’re not getting it. The cut makes all the difference.
(わかってないなあ。ラインが全然違うんだよ)
通訳者が教えるニュアンスの深掘り
日本語の「わかってないわね」には、少しお姉さん的な、あきれた響きがありますよね。「You’re not getting it」も、「ちゃんと理解してよ」という、もどかしさが入った言い方です。通訳の現場では、「わかってないな」「そうじゃないんだよ」と、文脈に合わせて訳します。
| 表現 | ニュアンス | 使いどころ |
|---|---|---|
| You’re not getting it. | 今、わかってないよね(少し呆れ気味) | 状況を理解していない相手に |
| You don’t get it. | あなたには分からない(ストレートで強め) | 感情的になっているとき |
| I don’t get it. | 私には分からない(自分の理解) | 自分が理解できないとき |
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使い方のポイント・注意点
- 親しい相手に使う、くだけた表現
- 「You’re」を強く言うと、呆れた気持ちがはっきり伝わる
- 上司や初対面の人には、「I don’t think I explained it well.」のような、やわらかい言い方が安心
- そのあとに、理由や説明を続けると、会話が前に進む
まとめ:「You’re not getting it」の意味
「You’re not getting it.」は、「わかってないわね!」を、親しい間柄で気軽に言える一言です。使いどころを選べば、会話にテンポとユーモアが生まれますよ。
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